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詩   色なき風…


そういうところが 好きさ
そう言って笑った
君の顔

移ろう季節の風は
その翼の思うままに
吹き抜けて…

そういうところが 好きさ
と言った その声と
真っ直ぐな視線とが

…今も

あまくさわやかな風のように
目を細める眩しさを含んで


残る…




触れただけ通りすがりに香り立つボックセージゆれて水色の風


また会おう色なき風の君の街









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