年齢を超えて、もっと自由におしゃれを楽しむために
今日は月に一度の美容室の日でした。毎月のメンテナンスデーとして、すっかり習慣になったこの時間。実は、40代後半まで美容室にはほとんど通ったことがありませんでした。それが、10歳以上年下の今の美容師さんと出会ってから、毎月足を運ぶようになったのです。彼女の素晴らしい技術と楽しい会話が、私にとっての特別なひとときを作ってくれています。
そんな彼女と話しているとき、日本人女性が「自分の年齢」にとらわれすぎているという話題になりました。髪型や髪色を提案する際、40歳を超えた女性は必ずといっていいほど「私の年齢でこの髪型って大丈夫?」と尋ねるそうです。そのたびに彼女は、「私はお客様に似合う髪型や髪色を提案しているんですよ」と答えるのだとか。
たしかに、日本人は他人からどう見られるかを気にする文化を持っています。古来からの島国文化や、江戸時代の隣組制度など、他者の目を意識する風潮が深く根付いている背景があるのかもしれません。さらに、女性は家庭やコミュニティで子どもを守り育てる役割を担うことが多いため、周囲の状況を読むことが最優先され、自然と「他人の目」が気になる傾向が強いように思います。
でも、もっと自由におしゃれを楽しめたら、人生がより豊かになるのではないでしょうか? 自分自身の「可愛い」や「好き」を追求することは、決してわがままではありません。それはむしろ、自分の個性を尊重し、自分らしく生きる一歩だと思います。他人の価値観に縛られすぎず、もっと自分の心が喜ぶ選択をしてもいいのではないでしょうか。
皆さんも、もし「この年齢でこれをするのはどうかな」と迷う瞬間があったら、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。それは本当に「年齢」のせいでしょうか? 自分が心から楽しめることを選ぶ勇気を持つことが、きっと新しい自分との出会いにつながるはずです。
皆さま、いかがでしょうか?