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伝え方の重要性

叔母と話していて気づいたことを共有させてください。

叔母は自分の親(私の祖母)が40代後半に歯槽膿漏で歯をなくしてしまったので自分も同じようになるのではないかと心配し、日々一生懸命歯を磨いているらしいです。歯ブラシも3本使い分けて。

それなのに、歯科衛生士さんに『奥歯が磨けていませんよ』と言われたらしいです。

あんなに一生懸命磨いたのに、奥歯が磨けてないと言われたことが腹立たしいと何回も言っていました。

その後に

『あんたも同じやで、ちゃんと認めてあげてよ』と言われました

人はその人なりに努力をしています。自分なりに。それが間違えているときもありますし、上手にできないこともあります。

そんな時、頭から否定されると、人は自分自身の人格を否定されたと思い、反発するか、落ちこんでしまいます。しかし、その人が成長するためには、できていない部分を伝えてあげる必要があります。

お客様や後輩に伝えるとき、失敗しがちなのがあなたの中の「私の方が知っている」という気持ちと教えてあげるというおごった気持ちです。この根底にある自分の方が上だという変なプライドを持っている限り、どんないい方をしても相手に伝わってしまいます。相手へのリスペクトをもって、こうしたほうがいいと思いますという言い方をしてあげてください。

先ほどの歯科衛生士さんの言い方としては、『奥歯以外はとってもきれいに磨けていますね、奥歯は磨きにくい場所ですので、磨き残しが少し気になります。』でどうでしょうか?その後に具体的な方法をお伝えすると、嫌な気持ちにならずに、頑張ろうと思ってくださるはずです。

正しいことでも伝え方ひとつで、やってもらえるか、やってもらえないかが決まります。

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