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「マニュアル通り」が本当に正解なのか?
いつ行っても同じ見た目・味のビッグマックが出てくるのは、マニュアルに従って作られているからです。
もし、バイトAさんとBさんがそれぞれ違うビッグマックを作っていたら、客は違和感を覚えるでしょう。
飲食業では、マニュアル通りに同じものを作ることが基本です。
それには十分な訓練が必要ですが、世の中のすべての仕事がマニュアル化できるわけではありません。
特にホワイトカラーの仕事には、定性的なものも多く、マニュアルが通用しない場面がよくあります。
「ホワイトカラー」
カラー(collar)とは英語で「襟」を意味し、白い襟の服を着ている職業
具体的には、事務職、営業職、研究職、技術職、販売職、管理職など、生産を伴わない職種を指します。
ホワイトカラーの仕事は、個々のパフォーマンスに依存することが多く、マニュアルを作り出すこと自体が価値あることとされることもあります。
しかし、マニュアルが誰にとってもわかりやすいものでなければ、それは「マニュアル」とは言えません。
仕事ができると評価される人は、自分が作ったマニュアルを他人に押し付けることがあるかもしれませんが、本当に良いマニュアルとは、10人中8人が違和感なく使えるものです。
たとえマクドナルドのマニュアルであっても、改善の余地があり、全く違うものに変わる可能性は常にあります。
一方で、仕事が「マニュアル通り」にできるからといって、それが正しい仕事とは限りません。
例えば、子ども食堂プロジェクトのような活動が評価される一方で、本来は政府が税制改革や助成金によって、子ども食堂が必要ない社会を作るべきだという意見もあります。
「マニュアルなんて意味がわからない」と感じる人は、社会から「テキパキしていない」と評価されがち。
仕事に過剰に適応することが正しいわけではなく、誰もが同じ方向に進むことが求められているのが現実です。
本当に価値のある仕事とは何か。
マニュアルや属人的な働き方にこだわるよりも、もっと根本的な問題を考えるべきじゃないかな?
仕事って難しいですよね。