起業を成功させるための手順(簡略版)
起業を成功させるためには、
この手順に沿って進めるといいんじゃないかと思います。
1、起業する目的を決める
まず最初に起業する理由や目的を明確にする。
当たり前ですが、事業計画を立案していく軸にもなるため、起業の目的は最初に検討しなければなりません。
ここで目的をどこまで掘り下げれるか?
が重要です。
2、情報を集めて、ビジネスモデルを考える
目的を決めたら次は、市場規模や競合他社など必要な情報を集めて、ビジネスモデル(戦略)を考える。
事業の最初に必要なのは、顧客に選ばれるかどうかです。
市場の調査・分析とそれに基づいたビジネスモデルが不可欠。
市場調査は個人でもそれなりにできるので、心配な方は調査を依頼してください。
3、事業計画書を作成
ビジネスモデルを作ったら、それを基に事業計画書を作成します。
事業計画書とは、事業内容や戦略、収益見込みなど、事業をどのように展開していくかを具体的にまとめた計画書のことです。
融資を受ける際にも、必要になってくるので、しっかりと作ることをオススメします。
これも自分で作れますが、第三者に見てもらうことをオススメします。客観的に見てもらうといいです。
4、起業に必要なお金を集める
事業計画ができたら、事業に必要なお金を集めます。
事業にいくらコストがかかるのか?
設備資金と運転資金の2つがしっかりと考えましょう。
自己資金だけでは足りない場合は、資金調達方法を検討しましょう。
5、準備ができたら退職することを伝えよう
準備が整ったら、お店もしくは会社に退職する意思を伝えましょう。
就業規則で決められた期間よりも1〜3ヶ月は余裕を持って伝えましょう。
6、起業する
退職を伝えたら、
起業をする手続きをしてください。
起業で失敗する理由と失敗する人の共通点
失敗するよくある理由
運転資金の不足
人間関係の不仲やトラブル
経営者の計画性の欠如
社会の変化に対応できない
事業で実現したいビジョンがない
人材の採用力や育成力の不足
コンプライアンスの違反など…
失敗する共通点は
「経営の勉強不足」
しっかり勉強をしてください。
数字にも強くならないといけないし、
学ぶことがたくさんあります。
開業してから勉強すればいいのではなく、
大学受験などで合格するためには、なるべく早くから日々の学びが必要です。
少しでも成功する可能性が上がります。
また、事業計画や資金計画に迷ったときには、税理士など専門家に相談するのもいいです。
特に最初は自分だけで考えると偏る傾向にあるので、もし可能なら誰か信頼できる人(専門家、親、親友など)に相談した方がいいのかと思います。
最後に職人に伝えたいこと
特に職人は技術も大切ですが、
独立開業の場合、経営の方が大切です。
技を極めたいのなら独立するより勤めながら技を極めた方がいいです。
お金を稼ぎたいならお金の勉強をするべき。
起業してからも色々と勉強することがあります。
ほんと毎日が辛いです。
たまにいい事があるぐらいです。
辞めるまで続く起業の呪いですよ(笑)
10年ちょっとですがお店を営んできた経験です。参考になればと思います。