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我が家の家庭菜園〜野菜の苗を植え替える〜

 季節外れの暑さですが、いかがお過ごしでしょうか。

私は屋外での作業をしていたのに対策し忘れて、少し日焼けしてしまいました。

しかし暖かいのは中頃までで、週後半は天気も悪く気温が下がってくるため注意しましょう。

 雨降りが続く前にと、仕入れた苗を植え替えを終わらせてしまいました。

今回は「肥後紫なす」の苗を植え替えた様子と、使用している土や肥料などを紹介です。

※作業をしている工程を順番に説明しているので、2000文字以上になっています。



土とプランターの準備

 今回は苗を植えるまでの様子と、どういった物を使っているのかも一緒に紹介させていただきます。


①作業する場所にビニールシートを敷き、培養土・堆肥・石灰を広げ、よく混ぜ合わせる

 ベースとなる培養土は、育てる植物に合った物を選んでください。

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あまり安価な土は、土が固くて粘土質な物もあるので避けた方がいいようです。

 堆肥は牛フンなどを発酵させている物、石灰は牡蠣殻が混ざった物などを使っています。(どちらも園芸コーナーで販売されてました)

 土は平らに広げて、底の方からよくかき混ぜましょう。

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②プランターの底に軽石を入れ、①で混ぜた土を入れる

 ナスを育てるのに土がたくさん必要ですので、今回は大きく深いプランターです。

大粒の軽石はそのままではなく、あみの袋に入れることをオススメします。

これは育て終わった後にわかることですが、軽石に植物の根が絡んでしまうため片付けが大変なのです。

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 土はプランターのふち近くまでくるように、たくさん入れてください。

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肥料や農薬について

③プランターいっぱいに土を入れたら、真ん中に穴を掘り、固形肥料を加えて混ぜる

 プランターの真ん中に、苗の土が入るくらいの穴を掘ります。

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 中に固形肥料を少量加えて、穴底で混ぜます。
(このスプーンで半分くらいです)

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 固形肥料はいろんな商品がありますが、うちではこの2種類です。

今回は野菜なので、写真右の「ベジフル」を使ってます。

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④園芸用殺虫剤を穴のまわりにかけて、土に混ぜる

 土の上に少量をかけ、表面の土に混ぜていきます。

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 現在使用しているは「オルトランDX」という薬剤です。

 農薬を使用するのに抵抗があるかと思いますが、まわりの環境的にうちでは使用しています。

都会よりも様々な虫が飛び交っており、その分対策は必須です。

植物の表面につく虫はみつけて退治できますが、地中に潜伏していると発見が困難になります。

気づかないうちに根っこを食べられてしまい、鉢ごとダメになったことから使用することにしたのです。


 しかし殺虫剤で強力な物ですので、使用する際は十分注意する必要があります。

臭いが強烈なため、室内で育てる植物には使えません。

保管時も密閉できる容器に入れて、屋外の倉庫に置いています。

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 薬剤をまく量やタイミングも育てる植物で変わり、成分的に使えないこともあります。

製品や公式サイトに、使用方法や対象になる虫が載っているため、購入前によくご確認ください。



苗を植え替える

⑤苗をポットから外し、くぼみへ置いてまわりから土を被せる

 茎を痛めないように手で押さえて逆さにしてポットを外し、固まっている根っこを傷つけないようにくぼみにましょう。

苗についている土台をまわりから固定するようにして、土をかけて押さえます。

 苗が固定できたら、土を平らにならして植え替えは完了です。

このときに土が少ない場合は、足してください。

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⑥プランターを育てる場所へ移し、たっぷりと水をかける

 ここからプランターを実際に育てる場所へ移動させておきます。

植え替え後はたっぷりと水やりをしますが、上からかけずに土にゆっくりかけましょう。

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 上から水をかけてしまうと痛んだり、葉に残った水が光合成の邪魔をしたりするので、根元にかけるようにします。

また水の勢いが強いと穴が空いてしまうので、シャワーつきのじょうろを使いましょう。

 この時の水やりには、「メネデール」を少量混ぜました。

こちらは肥料や農薬ではなく「植物活力素」で、種まきや植え替え、挿木、株分けをする際に使用しています。

植え替えから成長するまでにはたくさん栄養が必要になりますので、こういった活力剤の力も必要です。

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安全に育てるための対策

⑦苗にシートを設置し、支柱を立てる

 最後にアルミシートを苗の下に敷き、支柱を立てたら完成です。

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本当は防虫ネットをかけたいところですが、今回は別の方法を取りました。

 なすに寄ってくるアブラムシには、キラキラと光る物を嫌う傾向があるそうです。

他にもなすは乾燥が苦手だったり、雨で泥がはねると病気になってしまうこともあるため、今回はアルミシートを切って敷いています。

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 また強風などで茎が折れないように、支柱を立てて麻紐を軽く結んでおくと安心です。

ナスは高い位置まで伸びてくるため、支柱は1.2メートルの物を根元から少し離れた位置にさしました。


今回参考にさせていただいたのは、こちらです。



まとめ

 いつも以上に長くなってしまいましたが、植え替えの様子を順番に話してきました。

使用している土や肥料などは育てる植物によって変わってきますので、それぞれに合った製品を使ってください。

うちの場合での作業の様子ですが、参考になりましたら幸いです。

 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。



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