乾燥させてみた〜庭のラベンダーでドライフラワー作り〜
今週は梅雨前線の影響で、各地で雨が激しく降っていましたね。
再び台風が接近して大雨や強風になる場合もありますので、こまめに情報を確認して備えておきましょう。
最近は湿度も高くなってきましたが、先月までは空気が乾燥していろいろと干すことができていました。
今回は庭のラベンダーを乾燥させて、ドライフラワーにした様子をお届けします。
(この記事は画像7枚、2200文字ほどで構成されています)
庭のラベンダーをドライフラワーへ
今年の春頃、伸びすぎていたラベンダーの枝葉を剪定していました。
ちょうど開花時期で花芽がたくさんついていたこともあり、切り取った枝を集めてドライフラワーを作ることにしたのです。
ドライフラワーの種類について
花を長期間楽しめるドライフラワーは、作成する方法がいくつかあります。
花を吊るす方法だけでなく、乾燥剤やグリセリン溶液を使用すると花の形を保ったまま作ることも可能です。
それぞれに長所も短所もあるので、最終的な使い道に合わせた作り方を選びましょう。
今回は最終的にポプリを作るので、吊るして乾燥させる「ハンギング法」を採用しました。
ドライフラワー作り
ドライフラワーを作るために、庭で育てているラベンダーから花を収穫していきます。
今回使うラベンダーは爽やかな匂いのハーブで、ドライフラワーにしても香りが残るのが特徴です。
(ウチで育てているのは香りが若干弱めのフレンチラベンダーですが、十分匂いが漂っています)
収穫は開花直前に摘むと香りが強く、乾燥させても花弁が落ちにくくなります。
収穫は晴れた日におこない、園芸用のハサミで枝を長めに切り取りました。
この時古い枝葉も一緒に取り除くと風通しが良くなり、梅雨時期の湿気対策もできます。
ドライフラワー作り:収穫した枝を束ねる
花を収穫した後は吊るせるように、枝を数本づつ紐で束ねていきます。
今回束ねるのに使った紐は、丈夫だけど茎を痛めない麻紐を使用しました。
束ねる枝の数が多いと乾きにくく、少なすぎると乾燥後に抜けやすいので、キツく巻けるぐらいで結んでいきます。
(葉がついた状態で干していましたが、この時に取り除いてから吊るす方が乾きやすいそうです)
作業中に花が落ちたり、束ねにくかったりした分は、目の細かいネットに入れて対応しました。
ドライフラワー作り:束ねた枝を吊るす
吊るす方法は決まったものがないようで、日用品を使ったり、干している間も飾りにしたりと様々です。
調べると麻紐やマスキングテープ、洗濯用ピンチハンガー、フックなどを活用されていました。
今回は木製の棒と麻紐を使い、棒の部分に並べて吊るすことにしました。
ドライフラワー作り:吊るす場所について
束ねた枝は風通しが良く、なるべく日光に当たらない場所に吊るして乾燥させます。
またラベンダーの開花頃は雨も増えてくるので、その場合は屋内で湿気の少ない場所で吊るしておきましょう。
今回吊した場所は、1番風の通りの良い軒下の窓にしてみました。
夏場にすだれをかける用にフックを設置していたので、そのまま紐をかけられて、窓から乾燥具合も観察しやすかったです。
吊るす期間は1週間〜2週間とも言われていますが、干している時の湿度で変わってきます。
全体がしっかり乾燥するまで干し、茎が簡単に折れるくらいが目安です。
ドライフラワー作り:吊るしてからの様子
軒下の吊るしていた期間は雨の日も少なく、ほとんど屋外に吊るして干すことができました。
(雨が降った日の前後は部屋に避難させていましたが……)
時期的に空気が乾燥して風も強かったことから、10日程で全体が乾いて写真のような状態に。
乾燥後は花の色が青っぽく変化し、香りもより強くなっています。
(花の種類によっては、香りがキツくなる可能性もありそうですね)
ドライフラワーが完成した後は……
ドライフラワーが完成した後は、花の部分だけを選別してポプリを作っています。
匂いを定着させる保留剤やお好みの精油と混ぜて密封し、1ヶ月以上保存します。
現在は梅雨時期で湿気が多いため、開封せずに保管中です。
(どうしても手作りなのでカビが生えやすいのです)
今回は全てポプリに使用しましたが、ドライフラワーをそのまま飾ったり、リースを作ったりもできます。
他にもハーバリウムや入浴剤など、活用方法が幅広いため最終的な目的を決めてから作業をしましょう。
今回製作するのに参考にしたのは、こちらのサイトになります。
まとめ
ここまで庭のラベンダーで、ドライフラワーを作る工程についてお届けしてきました。
ラベンダーの香りにはリラックスや安眠効果が期待できるので、疲れやすい今の時期にぴったりなハーブとも言えます。
しかしラベンダーの匂いが苦手な人もいるため、お家に置く際はご家族と相談して飾られてください。
長くなりましたが、今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。