我が家の家庭菜園〜支柱を追加した後、虫に食われたピーマン〜
6月に入りましたが、地元では穏やかに晴れて過ごしやすくなっています。
予報が変わって今週末から雨の日が増えてくるため、いよいよ梅雨入りしそうです。
梅雨前線の動向も気になるところですが、野菜の様子も別の注意が必要になりました。
大きく実ってきたピーマンが、虫に食べられたからです。
今回はピーマン支柱を追加した話しと、野菜の実を守る対策についてお届けします。
茎や枝を支えるために、支柱を追加
ピーマンの苗は成長させていく過程で、最初に咲いた花の下にある脇芽を取らずに伸ばしていきます。
これを「3本仕立て」と言って、なすやピーマンを育てる際に使われる方法です。
湿気対策として風通しを良くしたいので、花芽の下から出てくる余分な脇芽は取り除きます。
(苗が成長する際に出てきた葉はそのままで、葉の付け根から出てくる部分が脇芽です)
枝が3つに増えたため、支柱を2本足してそれぞれの枝を支えていきます。
元々立てていた1本を基準に、交差させるように2本土に刺して支柱同士を固定させるのです。
このとき支柱を傾ける方向や角度は、伸びていく枝に沿うようにして立てていきましょう。
実ついてくると重さで傾いたり、強風に煽られてしまったりして、枝が折れやすくなります。
なるべく株の負担を減らすためにも、支柱で枝を支えていくことが重要です。
茎や枝が折れると株に大きなダメージが加わり、成長や収穫に影響が出るため十分に気をつけましょう。
実を食べられたジャンボピーマン
夏野菜で1番先に植えていたジャンボピーマンは、防虫ネットに入れて育てていました。
途中までは順調で、実がなった後は15㎝以上に成長するのを待つだけだったのです。
しかし実が大きくなり出したある日、防虫ネットに穴が空いており、急いで中を確認。
大きくなった実に異変があって中を確認すると、虫に食べられていたのです。
写真は虫を取った後なのでわかりづらいですが、赤丸をつけた箇所に穴が空いて変色していました。
タバコガの幼虫が原因で、実の中に入ってしまうので虫除けスプレーなどが効きづらいのです。
心配で他の実も確認しましたが、被害はこの1つだけでした。
今後は異変に気付きやすいようネットを外し、他のピーマンと同じように管理していきます。
実を守るための対策
これまでの記事では、苗や株自体の虫除け対策は話してきました。
しかしこれからの時期は、収穫前の実を守るための対策が必要なようです。
<現在行っている対策>
家庭菜園で被害に遭いやすいアブラムシは、アルミシートを敷いているおかげで今年は見ていません。
全体に防虫ネットをかける方法は効果的が、穴が空きやすいので注意が必要ですね。
(アミ状の物ですので移動させたり、物が当たったりするだけで穴が広がってしまうのです)
<今回から追加する対策>
今回被害に遭ったタバコガは、大きくなった実を狙うようですので、個別にアミをかけて様子を見ます。
使用したのは台所用の水切りネットで、ストッキングタイプの物を被せてヘタの部分で止めています。
虫の侵入を防げそうですが、素材が柔らかく穴が開きやすいので見回りのときに確認が必要ですね。
<野菜全体への対策>
個別の対策も必要ですが、そもそも野菜の株へ虫を近づけさせないことが1番です。
なるべく農薬は使いたくないですが、野菜へのダメージを減らすために使用することにしました。
家庭菜園用の殺虫剤にも種類がありますが、葉や実を守るために「トレボン粉剤」を使用。
葉っぱの上にまくタイプの薬で、速効性が高くて長期間効果が続きます。
まいた途端に虫が来なくなるほど効果的ですが、威力が強いので取り扱いには十分注意が必要です。
製造元の商品案内に使用方法や注意点が詳しく説明されていますので、使用を検討する際はご確認ください。
まとめ
ここまでピーマンの支柱の立て方と、虫への対策について話してきました。
夏野菜もだいぶ成長してきたため、今月に入ってから収穫できるようになっています。
なすの実はまだですが、ピーマンやミニトマトはどんどん食べごろになってきました。
中でもピーマンがよく収穫できているため、次の記事で詳しくお話しさせていだだきます。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。