【突撃!】Relay for Life Shiga 2024に参加してきました!
2024年10月12日〜13日の気づき
オープニング
今回は、10月中旬に行われた「Relay for Life Shiga 2024」に参加してきたときの振り返りをまとめた記事になります。
Relay for Life Shigaは、前年も参加したことのあるイベントでもあったから、顔見知りの方と久しぶりの再会みたいなことも多く、非常に楽しかった時間になりました。その中で気づいたことなどを言語化していこうと思います!
本編
今回のRelay for Life Shigaでは、イベントの中で行われているブースに足を運ぶというより、ナイトウォークをずっとしてたこともあって、色んな方との考えていることの共有などの時間になった。
その中でとにかく印象的だったのは、「医療に携わる方々の大変さ」だった。これは、日々医療に携わる、関わる時間の多い医科大生とのおしゃべりで気づかされたもので、家や研究室にこもって哲学を研究している自分からするとすごく距離のあるというか遠い話であるが、なかなか聞くことのできないお話も多くあり、次の2つの大きな気づきを得られた。
1つ目は、生きていられていることのありがたさ、ありがたみを痛感できる機会になったことである。自分はガンのサバイバーさんが身近にいるわけではないし、大きな怪我なく日々を過ごすことができているという状況だったから、色んな人と歩きながらお話を聞いていくと、この状況がすごく貴重であり、感謝しなければならないことであることを痛感させられた。
この流れで、健康に対する意識を持つことの重要性についても考えさせられた。日々あまり健康に対して考えることをしなかったから、この機会を通して、もっと健康に気を遣うというか自分の身体について考える時間をとってもいいなと思った。
さらには、労働などで精神をすり減らしている人がめちゃ多くなっている現代において、もう少し健康や自分の身体について向き合える余裕を持てるような社会になって欲しいとも思えた。
2つ目は、一人一人の想いや熱意を五感で感じられる時間にもなったことである。この気づきは、医療に関わる学生としてのお話も多く聞けたが、一人の何かについて歩みを進めている人としてのお話も聞くことができたから得られたものである。
個人的にはこういった時間はもっとあってほしいなと思っているから、より一層「サードプレイスの設置」という大きな夢を大事にしていきたいとも思えた。
また、地域の方々も朝からラジオ体操に参加していたり、新聞の作成のために夜通し交流したりといった形で、積極的に参加されていて、地域と大学との交流の具体例を間近で見られた。こういったところから、自分のキャンパスでは、地域との交流としてどういったアプローチができるのかを考えていきたい。
雑談
ここでは、学生以外の方々とも交流していく中で感じたことをまとめていく。
自分が哲学を専攻している話をさせてもらえることが多かったために、哲学や教養といった方面の話が多くなって、特に印象的だったのは「哲学に興味はあるけど、一歩が踏み出せない人の多さ」である。哲学研究の話をすると、どうしても〈哲学は難しい、高尚な学問〉や〈哲学は何をしているのかわからない学問〉という話になってしまう。ただ今回は特に学生が多いこともあって、どうやって学んでいくのか、どういう入り口があるのか、といったきっかけが欲しいみたいな話が度々出てきたことは哲学を研究している身からすると非常に嬉しい。そのせいか、非常にたくさん喋っちゃったこともあって、時折自分の知識量・情報量を誉めてくれる人も多かったから、めちゃ嬉しかった!
また、学問と社会との隔たりが高くなっているというか、両者間での知識の流動性が著しく低くなっているような感覚を味わうこともあった。どうしても哲学の説明のために中学社会レベルの内容や一般常識といったことについても触れたが、そういうふうに自分が思っている内容もうまく理解されていないことが度々あり、モヤモヤすることがあった。
この状況を勝手に考察すると、ここには情報だけでなく、知識でさえも「役に立つかどうか」で判断されてしまい、そこで役に立たないとされた知識が現代ではたくさん埋もれていると考える。
その流れからちょっと外れるが、歴史や古典の良さをわかってもらえない体験も数多くした。確かに何でもかんでも昔のものを懐古したり、文化や伝統という括りに入れてしまうことは、ただのごちゃごちゃを産んでしまうから良くないけど、この状況では今後より一層価値を持つというか重要視されるはずのリベラルアーツの学習に響いてくるのではないか?とも考えた。
エンディング
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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今年1年間どこかのタイミングで私の記事について興味を持っていただけたからここまで読んでいただけたのかなと思います。
投稿ペースが非常にまばらで、うまく進んでいないことも多かったですが、ひとまず健康に駆け抜けられたのは良かったです。
「書くぞ!」と意気込んではや2ヶ月。ようやく出せたことが今一番大きいなぁという安堵感に包まれながら、この記事を締めています。こちらは今年ももう残り数分という状況です。なので、ちょっと短いですが、このあたりで!
2025年も良い一年にしていきましょう!