黄金分割

教え子が、写真を送ってくるのである。

それが、SMの写真を勉強する会というのがあって、そこで撮ってくるやつなのだ。

モデルさんがいて、緊縛師がいて、かなりちゃんとした指導を受けられるらしい。

で、その写真、見事なのだ。

どう見事かというと、黄金分割比に合っているのである。

紐や人体の配置が黄金分割の描く螺旋に一致している上に、パワーポイントと呼ばれる特異点がちょうど局部になっている。（ちなみに服は来ております）

赤いロープが臍帯を感じさせる、と先生たちからも高い評価を受けたらしい。

私は写真を撮る際、補助線は表示して、黄金分割を意識するようにしている。

月並みという話もあるし、美しいのは黄金分割ばかりではないのだろうが、それを手数に入れて意図的に構図を作れるかどうか、というのは大事ではないかと思う。

黄金分割を見出すとき、無上の喜びを感じる。

Ver1.1 2020/6/28 （見出しの写真が固定記事の写真と同じだったので、変更した）

#カメラのたのしみ方