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【分析ラボ】 これまでのおさらい
こんにちは!本日も分析ラボ通信の開封ありがとうございます。
今回は、新しい内容をお届けする代わりに、これまでお届けしてきた分析ラボ通信の振り返りを行って、 簡単に「復習」を行いたいと思います。
分析は「実際に使ってみて真価を発揮する」ものですので、知識としてだけではなく、実際に使えているか、という視点でこれまでの分析ラボ通信を振り返ってみましょう。
これまで取り扱った内容
まず最初にこれまでの分析ラボ通信のタイトルを書き出すと 、
下記のとおりとなります。
第1号:分析とは一体何なのか?
第2号:なぜ経理部に分析が必要なのか?
第3号:分析における「仮説」の重要性
第4号:「判断」が物事を前にすすめる
第5号:「分析」の基本としてのインテリジェンス(前編)
第6号:「分析」の基本としてのインテリジェンス(後編)
第7号:決算で分析を活用する~基本編~
第8号:分析力の土台は型で決まる
第1号~第3号では、分析についての中核部分をお伝えしました。
分析とは何か、という基本的な話や、分析における肝とも言える「仮説」についてとりあげました。直接的に書いてはいませんが、 分析=○○+○○という風に表現できますので、 すぐに浮かばない方は、第1号~第3号の復習をおすすめします。
そして 第4号~第6号では、分析そのものからは離れ、 分析を行う意味や価値、
分析を行うための思考の土台となるインテリジェンスについて触れました。
インテリジェンスの部分は、馴染みのない方にとっては一度読んだだけでは
腑に落としづらい内容でもありますので、何度も繰り返し目を通してもらえればと思います。
第7号、第8号では改めて分析そのものの内容に戻り、 決算での基本的な活用法や分析を行う上での基本的な型をご紹介しました。
以上、第1号から第8号の内容を簡単にみてきましたが、
総じて言えるのは「分析の基本的な前提」について触れてきた、 ということです。
第10回目以降では、分析を実際に進めるにあたってのさらに具体的な話に入っていきますが、 その前に、今一度これまでの分析の基本的な前提を確認いただければと思います。
今回はもうひとつ「どのように振り返りをするのか」 という視点から
「振り返り法」 をお届けしようと思いますので、 気に入ったものがありましたらご活用ください。
振り返り方法について
振り返り方法にも色々とありますが、今回は2つの振り返り方法をご紹介します。
1.KPT法
1つ目はKPT法です。 KPT法とは
・Keep=継続したいこと
・Problem=改善したいこと
・Try=次にやってみたいこと
の頭文字をとったものです。
振り返りでは 「何をやったのか」が 前提となります。
そのやったことに対して
・継続したいこと、を明確にし、
・改善したいこと、を明らかにして
これを踏まえた上で
・次にやってみたいことを決める
というのが基本的な振り返り法になります。
分析ラボ通信を読んで、例えば、自分の担当科目について分析的視点を導入したとして
・続けたいことは何か?
・もっと改善したいことは何か?
・次にやってみたいことは何か?
を簡単に振り返ることで、 次の分析がまた一段レベルアップすることになります。
2.YWT法
2つ目は、YWT法です。 YWT法とは
・Y=やってみたこと
・W=わかったこと
・T=次にやること
の頭文字をとったものになります(こちらは日本語ですね)
こちらは、いわゆる経験学習を促進するための手法で、具体的な経験から、内省をして教訓を引き出し、次なる機会に活かす、 ということを目的としています。
言葉にするとやや堅い印象になってしまいましたが、
振り返りをうまく活用している人は、 おそらく無意識的にやっているプロセスかと思います。
YWT法は試行錯誤が必要なものを対象に、着実に前に進めていく時などに
特にお勧めの振り返り法です。
(わかったこと→次にやること、というリンクが非常に重要なポイントです)
今回は以上となります。 次回以降もお楽しみに!
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