【詩】 アルケミスト
昔はもっと手ごたえのある文字を書いていただろ
ごまかしの無い 少なくとも自分の心には
それが いつからか変な風になっちゃった
あなたは あなたでない人になりたがり
書く言葉や文字-―そう、文字までも!――は変わった
あなたは別の人のように外の世界を見、
誰か知らない人のように話し、振る舞った
誰かのような言葉を使い、借りものの思考法で 全ての人とつきあった
そして今 この通りだ
あなたはあなた自身に戻らなければならないとわかった
遠い旅を終えた時の アルケミストのように
昔はもっと手ごたえのある文字を書いていただろ
ごまかしの無い 少なくとも自分の心には
それが いつからか変な風になっちゃった
あなたは あなたでない人になりたがり
書く言葉や文字-―そう、文字までも!――は変わった
あなたは別の人のように外の世界を見、
誰か知らない人のように話し、振る舞った
誰かのような言葉を使い、借りものの思考法で 全ての人とつきあった
そして今 この通りだ
あなたはあなた自身に戻らなければならないとわかった
遠い旅を終えた時の アルケミストのように