【日曜夜の自己対話】社交不安な私がノートに書き留める「自分への課題」

静かな日曜日の夜。

テレビを消し、

スマホも置いて、

私はノートと向き合う。

この時間が、

私にとって

自分自身と対話する

大切な時間だ。

今週もまた、

やってしまった。

水曜日の会議。

本当は自分の意見を

言うべき場面だった。

事前に資料を読み込み、

自分なりの考えもまとめていた。

でも、

いざ会議が始まると、

他の人の意見を聞いているうちに、

自信がなくなってしまった。

「私の意見なんて、大したことないんじゃないか」

「的外れなことを言って、恥をかいたらどうしよう」

…そんな考えが

頭の中をぐるぐると回り、

結局、

一言も発言できずに

終わってしまった。

会議の後、

自己嫌悪でいっぱいになった。

せっかく準備したのに、

勇気が出せない自分が

情けない。

先週は、

新しいプロジェクトの話が出た際、

本当はやってみたい気持ちがあった。

キャリアアップにも繋がる

良い機会。

でも、

人前で話したり、

目立つことが苦手な私は、

早々に「私には無理だ」と決めつけ、

立候補できなかった。

後から

「やっぱり、挑戦すればよかった」

と後悔。

こんなことを

繰り返してきた。

でも、

いつまでも後悔ばかりしていても

仕方がない。

だから私は、

この日曜日の夜、

ノートに

「今週の自分への課題」

を書き留めるんだ。

「会議で、少なくとも一回は発言する」

「人と目が合ったら、自分から挨拶をしてみる」

「次の金曜のミーティングでは、発表にチャレンジする」

大きな目標を立てても、

また挫折してしまうかもしれない。

だから、まずは小さな、

本当に小さな一歩から。

緊張で声がドモっても、

しどろもどろになってもいい。

まずは

「やる」ことが

大切なんだ。

さあ、また、

新しい一週間が始まる。

不安がないと言えば

嘘になる。

でも、

このノートに書いた小さな課題が、

私の背中を押してくれるはずだ。

来週の日曜の夜には、

このページに、

小さな丸をたくさん書き込める

自分でありたい。

そう願いながら、

私はノートを閉じた。

大丈夫。

失敗を恐れずに、

できることから少しずつ。

きっと、

道は開けるはずだから。