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「自分なんて…」自己肯定感の低さと社交不安障害の関係

「あ、あの…えっと…」

頭の中が真っ白に

なってしまいました。


さっきまで考えていた自己紹介が、

全部吹っ飛んでしまったのです。

目の前の人事担当者の方の顔が、

ぼんやりと霞んで見えます。


心臓がバクバクと高鳴り、

冷や汗が止まりません。


以前受けた転職活動の

面接でのことです。


私は昔からあがり症で、

人前で話すのが苦手でした。

特に、

面接のような緊張する場面では、

うまく話せなくなることが多かったです。


自己紹介すらまともにできない自分に、

ひどく落胆しました。


面接後、

「やっぱりダメだった…」と、

自分を責める気持ちで

いっぱいになりました。


家に帰ってからも、

ずっとそのことばかり考えてしまい、

眠れませんでした。


私は、

自己肯定感が低いことが、

あがり症に繋がっていると

感じております。

「自分なんて…」

そう思ってしまうからこそ、

人前で話すことに

恐怖心を抱いてしまうのです。


うまく話せなかった時のことを想像して、

不安になってしまうのです。

自己肯定感が低いと、

人の目が気になって

仕方がありません。


周りの方が、

自分のことをどう思っていらっしゃるのか、

常に気にしています。


そして、

「きっと、悪く思われているに違いない…」と、

ネガティブな方向に考えてしまうのです。

この悪循環から抜け出すのは、

容易ではございません。


しかし、

私は諦めたくありません。


少しずつでも、

自己肯定感を高めていきたいです。


そして、いつか、

人前で堂々と話せるようになりたいです。

社交不安障害で悩んでいらっしゃる方は、

決して少なくないはずです。


私と同じように、

「自分なんて…」

と悩んでいらっしゃる方もいるでしょう。


でも、どうか

ご自分を責めないでください。

一緒に、

一歩ずつ前に進んでいきましょう。



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