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もう逃げない!社交不安障害の僕が、コンプレックスを武器に変えた瞬間

人前に出るだけで、

心臓が早鐘のように打ち鳴らし、

手は汗でびっしょり。



声は震え、

伝えたいことは

頭の中で散り散りになる…。

そう、

僕は、社交不安障害

いわゆる「あがり症」だった。



昔から、

人前に立つことが

とにかく苦手だった。



大人になってからも、

この症状は僕を苦しめ続けた。



会社のプレゼンでは、

緊張のあまり資料を忘れてしまい、

大事な商談を台無しにしかけた。

人との会話も億劫で、

極力避けるようにしていた。



気づけば、

僕はいつも

「逃げて」ばかりいた。

自分に自信が持てず、

いつも他人と比べては

劣等感に苛まれていた。



社交不安障害は、

僕にとって拭い去れない

コンプレックスだったのだ。



そんな僕にも、

転機が訪れた。



ある日、

友人に誘われて

参加したワークショップで、



自分の「あがり症」について

話す機会があった。

最初は抵抗があったが、

勇気を出して自分の経験を語ってみた。



すると、驚いたことに、

参加者の中から

「私も同じです」

「気持ち、すごく分かります」

という声が上がったのだ。

その瞬間、

僕の中で何かが弾けた。



僕はずっと、

この悩みを抱えているのは

自分だけだと思っていた。



でも、

違ったのだ。



同じように苦しみ、

もがきながらも、

前を向こうとしている

仲間がいたのだ。

その日から、

僕は「あがり症」を

隠すのをやめた。



むしろ、

自分の経験を

積極的に話すようになった。



すると、

不思議なことに、

人前で話すことへの恐怖心が

少しずつ薄れていったのだ。



僕はこの経験を話すたびに、

自分自身も少し強くなれた。



「あがり症」は

僕の弱点ではなく、

僕の個性であると

思えるまでになったのだ。



このコンプレックスこそが、

僕を強くしてくれた

武器なのだと。

僕の「あがり症」は、

まだ完全に

なくなったわけではない。



でも、

もう逃げない。



この経験をバネにして、

僕はこれからも

前へ進んでいく。



◆◆同じ悩みを持つ仲間とつながろう!◆◆
「対人恐怖症・社交不安障害の分かち合い会」 in東京






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