世界は生まれ変われるか
この夏公開された映画「怪物」。
既に2回劇場に足を運んでおり、先日小説版を読み終えた。
この映画はカンヌ国際映画祭にてクィア・パルム賞(LGBTQに関連した映画に与えられる賞)を受賞しており、間違いなく性的マイノリティに触れた作品である。監督は「LGBTQに特化した作品ではない」と述べており、一部で批判もあるようだが、私もこの映画の本質は"そこ"ではない、と思う。
私はバイセクシャルである、という自覚がなんとなくあるが、LGBTQとこの映画の関連に対しては芯を食った意見が