プッチンプリン、「プッチン」するのか問題
私、「プッチンしない派」でした。
理由はそう
「お皿を出して、洗い物が増えるのが面倒くさいから」です。
新婚生活、そんなんじゃ先行きが怪しい?
だって、せっかくカップに入っているじゃないですか。
それをわざわざお皿に出さなくても、と思っていたのです。
コンビニスイーツ
発端は仕事の疲れから立ち寄ったコンビニ。
疲れてくると、脳が甘いものを欲します。
コンビニスイーツのコーナーをじっくり見ていると、
物価高の影響なのか、どれも小さい。
「うーん、これじゃ私の甘いもの欲は満たされない」
そんな時にありました、「プッチンプリン」。
コンビニスイーツの中では、なかなか大きい方じゃないですか。
私、そそくさとレジへ持って行きました。
「久々にプッチンプリンなんて買ったことだし、
プッチンしてみるか」
その日は夫が有給を取っていて、コーヒーブレイクをする仲間がいたこともあり、プッチンしてみる気になりました。
脱いだらすごい
プリンのカップにお皿をのせて、そのままひっくり返す。
そして「プッチン!」
パコっという音と共に、お皿に落ちたプリン。
ええ、、ぷるんぷるんでかわいい。。
カップから解放されたプリンは、重力の影響でたゆんでいて、引き締まった形はどこへやら。
案外わがままボディなのね。
それがまた愛おしい。
それにカラメルが上に乗っているプリンというのは、
こんなにも心躍るものなのですね。
私、忘れていました。
プリンとは見た目でも楽しめるのか!
しない生活
それにしても、プッチンプリンを「プッチンする生活」から「プッチンしない生活」に変わったのは、いつからなのでしょう。
ふと考えました。
私はあまりにも疲れていたのではないか、と。
私より比較的体力がある夫を見ていると、
プッチンプリンはプッチンするし、
缶ビールはわざわざコップに注ぐ。
起きたあとはベッドメイキングをして、ベッドは綺麗に元通り。
洗ったあとのお皿は、丁寧にふきんで拭きあげる。
(シンクやコンロの掃除も共に!)
て、丁寧な生活をしている!!!!
プッチンプリンを「プッチンする生活」は、
「プッチンしない生活」よりも、うるおいがあった。
喜びがあった。
これまで手間だと思ってきたことは、
実は、幸せになるための近道だったのかもしれない。
もしかしたら夫が見ている世界は、
私の世界よりももっと、うるおいがあって、楽しくて、小さな喜びがたくさんあるのかな。
「幸せになるために必要なことは、
体力をつけることだと思う」
夫は以前そんなことを言っていたけれど、
なるほどそういうことか、とプッチンプリンを通して実感したのでした。
休むこと
私は最近、週休3日制度を導入して、
この生活リズムがとても合っているなと思い始めました。
中学生ぶりに、SEKAI NO OWARIというアーティストに再熱して、
ファンタジーの世界観っていいな!と思い、
これまで苦手だったアニメやドラマも見てみようかなと思ったり。
これぞ文化的生活、、!
きっと私、日々を乗り越えるために、
あまりにも現実主義になりすぎていました。
休んで、ゆっくりと歩き出したことで、
これまで興味を持てなかったことも楽しそう!と思えたり、第二の人生を歩んでやるぞ、と意気込んでいます。
プッチンプリンをプッチンできなくなった時、
それは少し休んでみよう、の合図なのかもしれませんね。
3連休初日、さっそく何しようかな〜とワクワク。
p.s. プッチンプリンのホームページが可愛かったです。
おわり。