【退職】 簡単だけど色々考えるし体力を使う
ここ数日は退職に関連することを書いている。一日30分だけnoteに集中し自身の考えや気持ちをアウトプットするようにしている。
退職
退職はいつでもできる。自分がいなくても会社は、業務はまわるのだ。周りへの迷惑は考えつつ、最も重要なのは自分の人生である。
しかし、いざ退職をしようと思ってもやろうとすれば色々大変である。私自身も退職を会社に伝えてからの方が体力的、精神的に大変だった気がする。それを振り返りながら対策を検討しようと思う。(今後不要かも知れないが)
前職での退職の流れ
他社でも大体同じかも知れないが、前職での退職までの流れは下記だった。
①直属の上司へ退職意向を伝える
②直属の上司+部長との面談
③2回目の面談
④部長から事業部長へ報告
⑤事業部から人事へ報告
⑥退職日が確定
⑦退職
■①直属の上司へ退職意向を伝える
単純に「辞めます」「いつ頃までに辞めます」「退職理由」を伝える。上司に伝える際、こちら側も緊張するが上司の方が突然で驚いているので素直にシンプルに伝える必要がある。
※ネガティブな内容や伝え方はしない方が良いと思う(得がない為)
■②直属の上司+部長との面談
直属の上司に話した内容とほぼ同じ内容を部長へ伝える。ここで予想外だったのが、部長がいる為か直属の上司がかなり詰めてきたのだ。
「これまで貴方にかけてきた時間が無駄になる」
「現在の営業数字の落とし前はどうするのか」
「本気で仕事をしていないのではないか」
突然の辞表でもあった為、直属の上司が言うのも最もだと思い反論はしなかったが直属の上司への印象は大きく変わった。(悪い方に)
最終的に納得がいかないとのことで再度面談をすることになる。
■③2回目の面談
当初と変わらず退職意向を伝える。ここで承認を得る。
■④〜⑥
自身は変わらず業務を行う。この間、事業部長が多忙などの理由で中々退職日が定まらない。この間、周囲には言えない為目の前の業務をこなしつつ引き継ぎ用に各案件の詳細をまとめ始める。
直属の上司も辞める私に対して対応が厳しくなり始め、なんとも居心地の悪い数週間を過ごす。
退職日が確定してからも部内での共有は管理職から各々にするらしく、私は誰が知ってるのか分からないまま業務を続ける。
■⑦退職
退職を周囲に伝えたのは1〜2週間前とかなりギリギリだった。社内の情報統制の為と言われたが本当におかしな状況だった。慌てて取引先や協力会社、関係部署へ挨拶回りを行いつつ、退職日が定まったからこそ最後の最後までやれることはやらせようと業務が降ってきた。
「最後までバタバタ仕事する必要はない」
「引き継ぎを早めに終わらせて慌てないようにしよう」
と直属の上司からは言われていたが、どことなく違和感があるように感じた。
退職交渉について
【伝える内容】
これまでの退職では既に次の企業を決めてからの退職だった為、退職交渉自体はスムーズで最終出社日の確認程度だった。しかし今回は次を決めていなかった為、自分なりに退職理由を考えて上司に伝えたが、色々と話している内にボロが出てしまい結果として面談を2回行うことになった。
今思えば気持ちの部分を強調し、1回の面談で完了させていれば良かったと感じる。
【気持ちの面】
会社側も私が衝動的に辞めると言っている可能性を考え、退職理由や退職以外の選択肢を提案してくる。これ自体は非常にありがたいことであり、多少気持ちがグラつく瞬間もある。しかし私の場合、グラついても自身に得がない為いかに上手く言えずとも当初の退職以降は崩さなかった。(結果として感情的になった直属の上司が半ば強制的に面談を打ち切った為、2回の面談を行った)
しかしポジティブであれネガティブであれ、退職交渉はかなり疲れる。状況や環境にもよるだろうが退職交渉期間中はかなり疲弊していた。
退職を振り返ってみて
特殊かも知れないが、退職を会社に伝えてから最終出社日までの約2ヶ月は非常に心身ともに大変であり苦しかった。
最後までできることはやったつもりだが、途中全てを投げ出して辞めたいと思う瞬間もあった程だ。退職に後悔はなく、最後までやりきったことは自分を誉めたいと思う。
前職で何を得ることができたのか、今一度整理して今後に活かしていきたい。
ありがとうございました!!