BtoB企業向けのブランディング支援を始めた理由
第1回目のnoteという事で緊張いたしますが、担当である私(服巻)が日々感じている事を中心に書かせてもらおうと思っております。まずはこのサービスを始めるキッカケとサービスの内容について少しだけ触れさせて頂きます。
なぜこのBtoB企業の支援事業を始めようと思ったのか。簡単にお話しすると、知り合いが出展する展示会に足を運んだのがキッカケでした。
ターゲットが限られる企業取引なので、ビッグサイトや幕張メッセ等での展示会では業界ごとに毎週のように催しが行われており(現在はコロナの影響で開催が延期されている)ロボット、工作機械、精密部品、システム、素材、化粧品の原料、繊維、などなど。。。マニアックな展示会は面白く、私は、それから毎週のように時間があればいろんな展示会に顔を出すようになりました。
展示会に出展される目的は、新製品を知ってもらうことや企業を知ってもらうこと、シンプルに言うとお客様を獲得したいと言うことなんですが。これが、意外と上手くいって無いと言われる方が多いのでした。
展示会場の方達に聞いた声として多かったのはBtoB企業としてのマーケティングのやり方に解決策を見出せないまま、慣例的に実施している。例えば皆さんが言われていたのは「マーケティングの費用対効果が分からないから予算も取れない」「そもそもどんなパートナーと進めて良いか分からない」「新規の案件が取れないのは、企業イメージや製品イメージが無いから」などなど。
デジタルが当たり前となってきている環境で、BtoB企業の経営者は営業マン主導の時代のイメージはあっても、現状のマーケティング比重が増えてきているやり方は分からない。そのような悲劇がおきているように思います。
この現状を見て、ビジネスチャンスだと思いました。困っている企業がたくさんいらっしゃるのに適切なサービスが提供されていない。それなら自社で提供してみようと始めたのが、このAOI BtoB Brandingというわけです。
昨年2019年から段階的に始めていましたが、思った以上に反応がよく、この度正式なサービス提供を始める事になりました。
サービスの内容としては、お客様の抱えている課題整理から入り戦略を策定する「ブランディング支援」。戦略に基づいたアウトプットである「コンテンツ制作」、そのコンテンツを広める「広告、PR支援」の3つになります。
特に、このサービスでポイントとなるのがブランディング支援。展示会で聞いた声としては、整理がついていたら広告会社やサイト・動画制作会社にお声がけする事とのことでした。ですが、一番困っているのは上流の整理と戦略部分です。正直日本の企業だとモノが出来てお金を支払うという文化はありますが、モノがない支援、いわゆるコンサルのようなサービスにはお金を出す文化が根付いていないことも分かってきました。
しかし、最近企業での副業が当たり前となりスポットコンサルのような業態も出始めてきている中で、いよいよ日本でも中小のコンサルビジネスが成立し始めた感があります。まあ普通に考えると、いきなりマーケター的な人を雇うのも現実的ではないですし、そもそも転職市場にそんな人は少ないです。これから先は増えてくると思いますが、もうちょい先なのかと思います。
そう考えると、スポットコンサル的に依頼してみるという方が現実的なのだと思いますし上手くいかなければ止めれば良いと思うわけです。私も日々そのプレッシャーと戦っております(芳しくなければお取引が終わってしまう。。。)
コロナの影響も考えると、今までの営業マン主体のプッシュ施策ではアポも取れず会ってくれません。今は営業とマーケのバランスを考えて組織体制を考えていくには良い時期なのではと思っています。
こんな感じで、noteは思ったことをつらつらと書いていきます。なるべく読んで頂いて、タメになるような話になるよう努めていきますので今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。