【aeuが語る10個のお話の聴きどころ】~と称して殆ど感想垂れ流し記事〜(核心ネタバレ無し)
オトナLOVE「木村良平・岡本信彦のガルスマ」オムニバスドラマ
~乙女を笑顔にする10個のお話~
【出演声優:木村良平 岡本信彦】
発売日:2022.04.28.Thu.
ポケドラ独占配信
※各ストーリーのあらすじはポケドラ公式ページよりご確認ください。
1.『Make Me Smile』 著者:aeu<アユウ>
はい、自身のシナリオ作品なのでたっぷり語ります(-ω-)/
やっぱり聴きどころは何と言っても、木村さん演じるのぶへいと岡本さん演じる陽のテンポの良い掛け合いですね。何度でも言うけれど、これが別録りなのは本当に凄すぎる!笑
例えば陽の「俺はアンタが——」の某台詞は、その前ののぶへいの言い方に合わせて録っていただきたいという作者の密かな願望があったのですが、そんなもの伝えるまでもなく、もう見事に汲み取っていただきました。
何が凄いって、ツッコミ役の岡本さんが先に収録しているから、木村さんがこのトーン、この速度、この間の取り方で直前の某台詞を言ってくるだろうと「想像」して、このツッコミを入れているということ。多少は編集とかでなんとかしているのかもしれないけれど、それにしたって、さすが8年一緒にラジオやっているだけの仲。シンクロしすぎて、もう、なに、言葉が、出てこない。(絶賛してる)
試聴でも聴ける陽の「ただいま」もキュンだし、陽の晩ごはんが何か聞いた後の反応や晩ごはんを食べている時の様子は、思わず笑顔がこぼれてしまうほど可愛いです。あと陽の「なんでやねん」の言い方が個人的に最高に可愛くて好き。ラストの渾身のツッコミとその後の空気感に笑ってもらいたい。
あと特筆したいのは、木村良平さんの痒い所に手が届くお芝居。
元々私は木村良平さんのお芝居が好きで、役者としての木村さんの大ファンでした。木村さんの演技は、アニメやボイスドラマのみならず洋画の吹き替えなんかでもよく耳にしていた。ここアドリブだったりしそうだよなあなんていう息遣いとか、感極まった時の絶妙なトーンや音の抜け方とか、台詞の途切れの引き具合とか、なんだか言うのも野暮だけど、とにかく彼の演技が本当に好きで。
今回『Make Me Smile』では話の構成上、木村さんの台詞自体はあまり多くないのだけど、ほんとなんて言ったらいいだろう。全台詞一つ残らず、作者としての私の「欲しい」を汲み取っていただいた。その上さらに、それでも「サムいセリフ」「甘い(?)セリフ」だろうと考えていた台詞を、期待を超えてバッチリ甘く仕上げてくださった。
特に「好きだよ」の破壊力はやばい(語彙力失うくらいやばい←)のだけど、それ以外も一つひとつの台詞にそれぞれ違う色の甘さ/味/楽しさを持たせてくれて……「それが声優の仕事だから」「普通じゃない?」なんて言われてしまうかもしれないけれど、それでも私は涙が出てしまうくらい感動でした。
木村さんのおかげで、リスナーの皆さまに想像以上のキュンをお届けできることが心から嬉しい。
でも一つだけ聞いてみたい。このサムい台詞たちを見た時(特に道聞くくだりの台詞)いったいどんな気持ちになられたんだろう。笑
私は配役聞いた時に「ああ、良平さん……サムい台詞祭りですみません……(苦笑)」って気持ちになりました。笑
(※しかし作者は至って真面目にふざけた台詞を考えました(?))
そんでもって今回10作品を聴いて、ああ、このひと本当に上手いんだなあって、言うと逆に失礼になってしまう気がするけど、本当になんだか改めて感じました。
もう。益々、役者としての木村さんを追いたくなってしまったよね。大大大ファン。
って、ただの推し語りみたいになったじゃないか。なんていうか「推し」って言うと軽くなりそうなくらい、彼の芝居が好きです。
2.『イケメンな女神様』 著者:浅見
作者の浅見さん。応募していたシナリオ作品3作品とも読ませて頂いて、絶対どれか1作品は入賞するだろうなあと思っていたお方です! どれも綺麗にまとまっていて、シナリオとして読みやすくて上手いなあと思っていました。
こちらの『イケメンな女神様』も、まずシナリオの始まり方が良い。一気に物語に引き込んでくれる。
木村さんのお芝居が~って言い始めたらまた止まらなくなるので割愛。笑
岡本さん演じるRiotの声のトーンが、親切な女性的でもあり、イケメンな紳士的でもある絶妙なトーンで「なるほど~!」と感心してしまいました!
3.『化かし、愛して』 著者:如月 香夜
こちらの作品は私のイチオシ~!!!(●´ω`●)
清と禅のキャラがまず良い……! 岡本さん演じる禅のキャラがね、個人的に凄く好きでした。可愛い……尊い……!
二人のやり取りも楽しい。笑える場面あり、ドキドキ甘いシーンあり、ハラハラなドラマもありで必死さを演じるお二人の演技も魅力的。ちょっぴりウルッとくるような感動的なシーンもあり、と思ったらやっぱり笑いあり。
そして何より、とっても文学的な作品だと思いました。物語の中にしっかり伏線、そして回収。そしてその回収の仕方も絶妙な塩梅でこれがまた良い。ラストのラストで、ほんと——ああ、何か言えば魅力が半減してしまいそうなので言えない。日本語の二重の意味もお洒落。
地の文のないシナリオでこんなに文学的で世界観のある魅力的な作品が書けるんだなあって、本当に凄く凄く素敵な作品です。
こんな作品が書けるようになりたい、と心から思う。
4.『ハッピー×ロイヤルブルー×マリッジ』 著者:きんみや
こちらも冒頭から一気に物語に引き込まれる。岡本さん演じる王子のテンションに、BGMのチョイスも相まって、笑ってしまう。岡本さん演じる王子と木村さん演じる執事の温度感の落差がたまらん、そして面白い。このテンションの役柄の木村さんの演技も好きなんよなあ。
お二人出演のWEBラジオ「木村良平・岡本信彦の電撃Girl'sSmile」のリスナーさんはもちろん、そうでない方でも楽しめるような小ネタが満載。
そしてメッセージ性もある。私たちにも身に覚えのあるような等身大の葛藤や悩み、それに対する鼓舞や励ましがほんのり描かれていて、ちょっぴりエールをもらえるリスナーさんもいるんじゃないかと思う。
そんでもってこちらもしっかり伏線が散りばめられている。【セット購入特典】のフリートークで岡本さんも触れていたけど、伏線が回収された瞬間、これはどっちエンドとして捉えるべきなのかというのを、ちょいと考えさせられる。深いなと思う。面白い。こちらは何回も聴くうちに良いなと思った作品。aeu的オススメです。
5.『紅の伯爵x紫の伯爵 ~どちらも吸血鬼でございます~』 著者:猫目ひとつも
冒頭から完成度の高さを突き付けられます(ぴえん)。思わず作者目線の言葉になってしまいました。褒めてます。笑
動脈好きなお兄ちゃん吸血鬼、静脈好きな弟くん吸血鬼、どちらかを選んでイチャコラするだけの 最初から最後までずっと激甘なラブストーリーというあらすじの通り、まず吸血鬼声優の木村さんの演技はギャー(〃ノωノ)ムリムリムリってなるので注意警報出しときます←
岡本さんの弟くん吸血鬼もなかなか♡と思って聴いてたんですけど、毎回リップ音で笑ってまう😂😂指パッch(ホントゴメンナサイ)いやまって、弁解させて、岡本さんのことも大ファンなんです!!ホントに!!だけど「僕のリップ音は舌打ち」ってご自身でも言ってたし、許してください←
6.『ポンコツキューピッド』 著者:ベルトコンベアー
こちらは岡本信彦さんが演じるガラの悪いキャラが好きなひとにオススメです……!笑
もうとにかくガラの悪いキューピッドの台詞とイタズラな行動がいちいち可愛くて笑っちゃう! レバーのくだりとか大好き。「フンッ(指パッチン)」の操作もいちいち可愛い。もう~可愛い。甘いセリフのくだりももちろん大好き。爆笑してるのも可愛い~。
①後輩ルートでも②キューピッドルートでも違和感ない作りなのがお上手。私は断然②キューピッドルート推しです♡笑
7.『恋する週末カクテル』 著者:真霜ナオ
木村さん演じる牧村氏の圧のある笑顔が見える「頼めるかな?」好きだなあ~!笑
紳士なバーテンダーと、懐いてくれるアルバイトの男の子。
年上or年下 / @バー / 笑顔 / 甘いセリフ
うーん、王道! これぞオトナLOVE!
牧村氏がオススメとして出したくれたカクテル。こういうところに意味を持たせるの、私も好きです。カクテル言葉、面白いな~。
8.『必要不可欠な笑顔』 著者:ゆう
木村さん演じる上司の高遠はスーツ&細縁メガネで脳内再生されました、ありがとうございます←
そして「……クソっ」良い!! たまらん!! ありがとうございます!!(落ち着け。笑)
そして上司だけど同い年っていう設定が個人的にとても好みです←
あと桜野みたいな後輩がいたら絶対お気に入りになるよね←
もう自分の好みをさらけ出しただけじゃないか、私。
9.『義弟と婚約者。』 著者:大河内 りさ
こちらは大賞を受賞された作品です~!!
改めて、おめでとうございます(∩´∀`)∩☆彡
作者の大河内 りささんの作品は、シナリオ時点で他の応募作品も良いなって思うのが幾つもあって、実は大河内さんも絶対どれか1作品は入賞するだろうなあって思っていました……! 個人的には特に『C・A・T』好きだったなあ。
今回の『義弟と婚約者。』を読んだ時も良いなと思っていました。
実際のボイスドラマ。始まりも良いし、ストーリーも良いし、堂島 辰彦役の岡本さんの渋ダンディな演技も新鮮で良いし、そして何より、この作品の木村さんのお芝居をたくさんのひとに聞いていただきたい。
中間の木村さん演じる義弟の裕弥の思いにグッとくる。BGMと木村さんの声が吹き込まれて、物語がもっと立体的になって命が吹き込まれて、ここ本当にウルっと来た。木村さんの今にも泣きだしそうな切ない声が、他のアニメとかの作品でも大好きで、ここの「(義姉さんにとって)俺ってなに?」のところとか、泣いちゃうよ、こんなん。鼻の奥がツーンてなった。
そして最後はほのぼの( *´艸`)「ツンデレ~!」「うっざ~!」のやり取りも好き~( *´艸`) ラストの一言もほのぼの( *´艸`) オススメです♪
10.『王子たちとの約束は』 著者:佑希栞里
てっきり大賞の作品がラストに収録されるのかな、と思っていたのだけど、聴いて納得! これは「木村良平・岡本信彦の電撃Girl'sSmile」企画の作品としてラストを飾るにふさわしい作品でした♪
木村さん演じる陽太と、岡本さん演じる風斗の各々の甘い口説きシーンあり、ちょっぴりバチバチしてる感じも良い~。王道の良さがバッチリ含まれていて、そんでそんで、やっぱりラストはこれで〆ですねっ\(*´▽`*)
【セット購入特典】フリートーク
お二人の会話に『Make Me Smile』も取り上げていただけて嬉しかった~!
そして全力で「それな!!!笑」ってなって、めっちゃ笑った。
木村さん、優秀賞10作品発表の時も触れてくださって本当嬉しかったんだよな~。
本当に今回のシナリオコンテストにおいて、頂いた温かい言葉も声援も、嬉しかった経験も、すべてが宝物。
繰り返しになってしまうけれど、本当に。
このような機会を与えてくださった、KADOKAWAさま、ガルスマ関係者さま、魔法のiらんどさま、ガルスマリスナーの皆さま、応援してくださった皆さま、ユーザー賞投票してくださった皆さま、お祝いしてくださった皆さま、木村良平さま、岡本信彦さま、皆さまに「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
●おまけ●
aeuの超個人的オススメベスト3
『化かし、愛して』 著者:如月 香夜
『義弟と婚約者。』 著者:大河内 りさ
『ハッピー×ロイヤルブルー×マリッジ』 著者:きんみや