![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112332888/rectangle_large_type_2_4347c16749ae1d3ca19f75f1c0a48f19.jpeg?width=1200)
子供の外遊びが減っているワケ
今、子供たちの外遊びが減少している。
それに伴い、基礎体力や非認知能力、リスクマネジメント能力など様々な能力が低下している。
理由は二つ。周囲の環境と家庭環境。
生活においての周囲の環境、風習・常識・一般的・周囲の目など様々な影響があるのが周囲の環境。
少々皮肉な言い方をしますが、それが当たり前だと思い一歩踏み出した遊び方をしていない家庭環境があります。
周囲の環境
周囲の環境は、以下のようなものが上がってきます。
・室内遊びの発展
・公園などの遊びづらさ
・塾や習い事
室内遊びは発展の一途を辿っています。ちょっと検索するだけでたくさんの遊び方が出てきますし、スマホなどのゲームも手軽になり、その中でコミュニケーションをとることなど、当たり前。バーチャル・メタバースの世界も急速に広がっています。そこに文句を言うつもりはないが、その時間が長すぎることは確か。それらの発展により子供たちが外で遊ぶ機会は急速に減少しています。
公園は昔に比べてルールが厳しすぎます。
球技禁止、年齢制限、ラジオ体操の時間はうるさいから遊んではいけない・・。などなど様々な禁止事項が追加されています。
大人の介在が多くなりすぎて、禁止事項だけでなく、遊び方もルール化されています。滑り台を走って登る、立って滑る、鉄棒の上を歩く、木に登る・・。これらも怒られることが多い。
昔の様に子供だけで元気いっぱい遊ぶことのできる場所ではないし、親がいないと遊べない子も増えているのが現状です。
塾や習い事で子供たちは忙しい。
休日がほとんどないという、大人よりも忙しい子供もいます。
習い事が多いのは、親の過度な期待です。
でも、裏を返せば過度な不安と言っても過言ではありません。
多くの習い事は子供の自由時間を奪い、自発的な行動力に蓋をし続けていることとなります。
また、やらされてる感が存在する場合、結果に結びつくことはありません。
今、子供の自由時間を設ける必要がある時代だと思います。
家庭環境
20年ほど前から子供と若者の外遊びが減少し続けている。
各種アウトドアレジャーへの参加数からのデータです。
何を意味するのか?
この頃の子供と若者が、今のお母さんとお父さんなんです。
外で遊んだ経験が少ないから、子供達にその楽しさや素晴らしさを伝えることができないんです。
近年、アウトドアでも、室内でも、「〇〇体験」というものの内容の変化は物凄いことになっています。
9割作成済みのプラモデルを完成させるだけ。といった、子供騙しのような内容になっているんです。
だから、楽しさの本質を知ることはできない。
何の準備も知識も必要なく、気軽に様々な経験をできるというメリットもありますが・・・。
話を戻します。
今の大人たちは、遊んでもらわないと、遊べないんです。
だから、子供達を自然の中で自由に遊ばせることができない。
解決策は簡単。
大人が楽しいと思う内容を検索して、様々な遊びに出かければ良いんです。
大人が楽しみに行くんだから、一緒に参加した子供は、子供たちでは絶対にできない物凄い経験をすることになります。
その結果はどうなるか。
両親が奮闘して達成し、心から笑う。そんな姿を見ながら、子供も一緒に挑戦するんですから、子供の心は満たされ、劇的に成長していくことは間違いありません。
両親と共に、素敵な経験を重ねた子供は、興味を抱いたら挑戦する心が育ち、子供同士でも活発に遊ぶようになります。
このとき、子供たちは自立心や試行錯誤を自ら伸ばし、調べ学ぶことの楽しさなどを習得していきます。
こうした行動が、社会への第一歩。
家庭でできる生涯において役立つ習い事となっていきます。
ちょっとPR
「子供の心が育つ遊び方」を提供しています。
子供や家族には、本気で楽しむアウトドアレジャーの提供。
両親や教育関係者には、心が育つ秘訣を伝授します。
アウトドアレジャーで笑顔を提供し続けて35年。
株式会社エアロクルーズ
代表取締役 小林豊治