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何のために働くのか?は考えるな。

いつもお読みいただきありがとうございます。代表の竹村です。


前職の経験、起業後の経験から20代〜30代のビジネスパーソンに少しでも役に立ちそうな考え方をお贈りいたします。


何のために働くのか?

いつの時代でもビジネスパーソンに突きつけられる難題ですね。


しかし、この難題にぶつかっていて、この記事を読まれている人がいるならば一言だけ言わせていただきたい。


何のために働くのか?と考えている時点で何をしても駄目です。


マーケティングの世界で仕事をしていますが、何の為に売るのか?なんて一度も考えたことはありません。

今の仕事を起業した時に思ったことは、何の為に。では無く、誰の為に。を考えた結果今の仕事になりました。


それはクライアント様にも同じことを言います。

何の為に。そのメニューを考えたではなく、誰に食べて欲しいと思ったからそのメニューを考えましたか?

これがしっかりしていないと、モノは売れません。


確かに逆のパターンは多くあります。

元々メニューがある状態、元々店の雰囲気ができあがっている状態

それでもまずは「誰に売るのか?」「誰に来てほしいのか?」をまず考える。

ここから始まります。


話は戻しますが、何の為に働くのか?

その答えは一つしかありません。

自分の為です。

綺麗事抜きにして、何の為?は生きるためです。

ようするに自分の為です。(家族がいらっしゃるなら自分たちの為です)


この質問自体そもそも答えが一つしかでない方程式の様な質問なんです。


だから、何のために働くか?を考えている時点で何をやっても駄目です。


誰の為に働くのか?

という問いに自分の中で考え自体が変わらない限り何をしてもベクトルは常に自分です。


仕事の本質。として大命題を付けていますが、

仕事の本質は

人様の為になることをして、人が納得しお金を頂戴すること。

です。


人様の為にならない事は、人は納得しません。

納得しないとお金は動きません。

お金が動かないと仕事になりません。


働くとは、人様の為になることです。

誰かが言っていましたが、「はたらく」とは、「傍を楽にするからはたらくと言う」と。

まぁ当てつけなんでしょうけど、本質は付いているなぁ思います。


誰の為に働くのか?

上司でも

部下でも

同僚でも

お客様でも

家族でも

何でも良いと思います。


上司に言われたからコピーを取る。

世界の医療に困る子ども達の為に私は国境なき医師団に入る。

本質で言えばどっちも同じことです。


なにか困っている。求めている人のためにコピーを取るのか?医療を提供するのか?の違いなだけだと私は思います。


しかし、人間は承認欲求の塊です。

どっちが多くからの人から承認(ようするに「すごいねー」と言われる)のかと言えば・・・。

だから、コピーを取る作業が面白くないし、やりがいが無いんです。

だから思うんです。

「俺(私)こんな仕事しているだけで良いのかな?」

と。

あなたがコピー1枚取ることによって、元々その仕事をしていた人が、別の仕事ができる。

それは、たった1人かもしれませんが、それで助かる人がいることは大切なことです。

たった一人だとしても、その大切なことに気づけ無ければ、仮に大きなプロジェクトを任されても失敗します。


ようするに、一人とか百人とか数ではなく、自分がしている事が、近くなのか遠くなのかは別として、誰かの為になっている。ことをイメージして遂行できるのかどうかです。


一人をイメージできない人が、百人や千人、万人という人相手に仕事が出来るわけがないんです。


何の為に働くのか?を考えるな。

と題して書きましたが、何のために働くか?ではなく、誰のために働くのか?を考えることが大事です。


あなたがコピーを取るだけだとしても、その給料を家に持ち帰り、その給料で生活する誰かがいるなら、そのコピー1枚だって立派な仕事です。

独身だとしても、その給料で経済を回している。

それがたったコピー1枚の仕事だとしても、そうやって世界は回っている。


その事に気づけたら、仕事は何をしても楽しくなりますよ。

楽しく仕事が遂行できれば絶対に仕事は回ってきます。


コピー1枚なんて。

誰のためにもなってないし。

と、うつ向いて、マイナスオーラ出ている人に仕事は頼みません。

というより関わりたくありません。


コピー1枚

これが誰かの為になっているんだ!

私はまず目の前に座っているこの人の為に仕事をしよう。

と思い、少しずつ対象を増やしていけば、必ず仕事は楽しくなります。



私は前職で、上司のパワハラで鬱病を発した経験があります。

(その時は自分ではうつ病だったと認識はありません。親、友人、恋人にお前おかしいぞ。と言われて始めて気づきました)

上司のパワハラと書きましたが、今思えば私を育てる為の不器用な愛情表現だったのかもしれません。

しかし、

自分なんて。

自分は誰のためにもなっていない。

自分は居ないほうが良いんだ。

と思う事が日に日に増えました。

そして、お前おかしいぞ!のくだりです。


人間誰にも求められていない。と考えると病みます。

でも誰かに求められている。と思うと幸せを感じます。

しかし、これって自分の考え方次第なんだと思います。

出社し、会社内でどうでも良い。と言われるような仕事でも、どうでも良かったとしても、「業務」として存在しているなら誰かがやらないといけない。

それが自分がすることで、誰かがしなくて済む。

と考えれば、誰かのためになっているのと等しいことです。


誰かの為に仕事をする。

これが心から思える日がくれば、何をしても成功すると私は思います。


「仕事のすすめ方」という仕事の本質を考えるよりピンポイントな内容のカテゴリーを作りました。

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