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ロングストローク・メディテーションを説明する際に
身体の統合感というキーワードがでてきます。

ロングストロークの特徴として
ストロークする手を
足先から脚、腰、背中、肩、腕、手先までストロークを途切れさせず、繋がり続ける事があります。

どうして、そうするか?
それは繋がり続ける事で、
あなたの身体を丸ごと包み込む感覚に満たされ、
そして、ゆっくりストロークの圧が巡るなかで、
同じストロークを感じる身体の各部位の感覚が浮かび上がり、それぞれの違いに気づきます。

痛みだけでなく、
感覚のするどさや、姿勢、緊張、歪み、自分の手足の長さ、形、触れる好みも
そうした感覚をバラバラでなく、一つの流れの中で感じる事で、部位同士の関係や比較も感じます。
そうして、自分という存在をそれら丸ごと統合して
感じる事ができるのです。

だから、ストロークの速度は相手の感情の中でゆっくり確認できるように必然的にゆっくりとなります。
優しい気持ちよさと、感覚による情報をゆっくり受け止める頭の余裕。
それがあるから楽になれて、気持ちがいいのです。

リハビリの世界では
感覚統合という言葉があります。
人の動きには五感や運動感覚があって、人はそれらをコントロールして動きます。
そのバランスが狂うと疲れやすい身体にもなります。

感覚を感じて
それを身体にフィードバックさせる事は
疲れにくい感覚に統合する事でもあるのです。

そのためにノーショーツにて(デリケートな部分はしっかり隠しながら)行わせていただきますが、
それだけをしていただく意味があります。

ぜひ、ロングストローク・メディテーション
ご体験してみてください。

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