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神戸・長田で「元祖そばめし」を食べに行ってきました

こんにちはRYUです。唐突ですが皆さん「そばめし」ってご存じですか?
焼きそばにご飯を入れて一緒にソース味で炒めたもので、神戸市の長田が発祥といわれています。最近は冷凍食品の「そばめし」もあるので、こちらを先に体験した方もいるかも・・。今回「そばめしの元祖」と言われるお店に行ってきたらメチャ美味しかった!ので、こちらの報告をしてみたいと思います。

まずはJR新長田で下車

めざすお店は、長田地区にある有名店「青森」。ややこしいですが神戸の青森です。駅からの距離は地下鉄「駒ヶ森」駅のほうが近いかもです。

こちらが目的地の「青森」。開店時間早々の11:30に到着したんですが、
店内は既にお客さんでいっぱいでした。
おそらく、開店前から並ぶ方がいるんでしょうね。幸い、待ち時間無しで鉄板前のカウンターに座ることができました。

こちらがメニュー。基本的に「お好み焼き」「焼きそば」「モダン焼き」「そばめし」の4種で、あとは具のバリエーションらしいです。ちなみに最高価格は「しんちゃん焼き」(1,300円)で、こちらは「全部乗せモダン」のようです。

大きな鉄板でジュウジュウ焼くスタイルはまさに昭和!音と香り(シズル)が食欲をUPさせます。ご夫婦の経営で、奥さんと旦那さんが交互に鉄板を渡り歩きながら調理します。こちらは奥さんがそばめしを調理中。

隣では旦那さんが、お好み焼き3枚を調理していました。ここで気づいた方もいると思うのですが・・・

こちらのお店、お好み焼きはクレーブ状の皮を作ってから具をのせる広島スタイルです。神戸は混ぜて焼く関西スタイルだと思っていたので、これは驚きでした。

まずは「そばめし」をオーダー

さて、では私がオーダーした「そばめし」の調理を見てみましょう。まずは鉄板にラードと思われる脂を引き、そば・ごはん・スジ(「ぼっかけ」と呼ばれる甘辛く似たスジ肉とコンニャク)を投下。軽く塩コショウします。ちなみに具は「牛・豚・スジ」から選べます。

これが「ぼっかけ」。長時間煮込むでしょうから、仕込みも大変ですね・・・。

ある程度炒めたところでキャベツを投入。さらに炒めていきます。

次に、キャベツや麺を細かく刻みます。この作業、一日続けている腕が疲れますよね💦。そして、最初に薄めのソースを掛けて香りを出します。

次に「辛口・甘口」どちらのソースを使うか?聞かれます。指定したソースをかけ・・・

さらに炒めたのが以下の状態。左の山は私用の辛口ソース版、右の山は奥さん用の甘口ソース版です。

お好みで追加のソースをかけ、やっと実食!美味しそうです!!

お皿・コテ・スプーン・箸のフルセットを出してもらいました。常連さんは皿や箸を使わず、鉄板からコテだけで食べるんだそうです。コテって鉄板に置いておくと激熱になるので、私はちょっと苦手です・・・。

次に「2つ玉モダン」をオーダー

さて、次はモダン焼きが食べたい・・・と思い「2つ玉モダン」をオーダーしました。結果的に私のイメージとは全く違ったものが出てきたのですが、この時はまだ知る由もありません💦。

モダン焼きの作り方も前述のとおり、クレープ状の皮を焼いた上に、別に炒めた焼きそばを乗せる広島スタイルです。旨そう♪

片面が焼けたら、上から小麦粉のタネをかけてひっくり返します。予想以上に厚みがあって食べ応えがあります。

そして完成!奥さんと2人でシェアなので、あらかじめカットしてくれました。ここで気づいたんですが・・・

「2つ玉モダン」なのに玉子がいません。なぜ玉子が無いのかとおもったら・・「麺が2玉」のメニューなんだそうです💦。たしかに麺は多いですね(笑)。旅行者の方は、お間違えないよう注意してください。

そんなわけで元祖のそばめし、過去イチの美味しさでした。味もさることながら、ビールを飲みながら調理を見るエンタテイメントが楽しいです。ぜひ皆さんも機会があったらお試しください!(RYU)