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手放す!8「執着を捨て、今を大事にする」

こんにちは、くらです。

執着を捨てる、という言葉があります。

仏教でも、心理学でも、同じようなことを聞いたり読んだりします。

無理だな、と思ってしまいます(笑)。

生きていれば、お金は欲しいし、大きな家は欲しいし、美味しいものを食べたいし、どこかに旅行に行きたいし、高いけどもっといいギター欲しいし・・・・・。

そう、私は欲のかたまりです。

ただ、どんなに欲を出しても、そう簡単にはいかないようです。

小林正観さんが、こんなお話をしています。


「人間の一生というのは、生まれながらにして決まっています。生まれる前に自分でシナリオを書いてきているのです。
ですから、人生に起こることはすべて予定どおりのことが起きています。」

(『ただしい人から、たのしい人へ そして「ありがとうの人」になる』小林正観(廣済堂出版)より引用 P149)


生まれながらに決まっている、ということも以前からよく聞いた話です。

ならばもうどう努力しようが、励もうが、自分の未来は決まってしまっているのか、と思ってました。

でも、そういうことではないようです。


「人生はそのようになっているのですから、過去のことをクヨクヨする必要もないし、未来のことを心配する必要もない。ただ委ねればいいのです。
そして『念』を入れて生きていけがいい。『念』という字は『今』の『心』と書きます。
つまり、起きている出来事に身を委ね、今、目の前にいる人、目の前に起きていることを大事にして生きていけばよいのです。」

小林正観さんのもとに、結婚して8年間子どもができない人がいた。その人がこの話を聞いて、とてもすっきりしたそうです。悩んできたことが嘘のように解消し、楽になり楽しくなって、心豊かに日々を送れるようになった。きっと、子どもができないことが彼女を長い間苦しめてきたのでしょう。その心の重みが取れた。

「その結果、なんと8年間できなかった子どもが突然、授かったのだそうです。そして、無事出産しました。」


こういう話はたまたま起きた、偶然かもしれませんが、過去の偉人や壁を乗り越えた人達の話には、同じようなことを感じます。
人生決まっているなら、今に全力を集中し、今を楽しもう、という気持ちになったとき、不思議と道が開けている。それは、すでに決まっていて、自分が今を大事に楽しんでいるときに、その道が自分の前に表れてくる。そんな気がします。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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