ストレスと痛風発作
痛風と付き合って約30年になります。
初めての痛風発作は、子どもたちが幼少期、夏真っ盛りの頃です。
長距離運転して川遊びから帰ってきた真夜中に、突然右足の親指の激痛で飛び起きました。長距離運転で長時間アクセル踏んでた影響???
勝手に理由をこじつけ、湿布を貼り足を引きずりながら(びっこ引きながら)翌朝、出勤しました。(電車通勤)
なんと、病院にも行かずに痛さに耐えて約一週間後、突然痛さもなくなりました。それが痛風発作と知ったのは仕事関係の人との雑談からでした。
実は、26歳の頃に雨の中、会社の3つ年下の同僚と飲みに行く際、同僚が急に足の親指が痛いと言い出しびっこを引きだしたのです。翌日病院に行ったら痛風やと言われました〜との報告。私の親が痛風持ちだったので、当時はもっと年寄りがかかる病気だと思ってたので若いのに痛風か〜と談笑していました。余談:バブル時代は、お酒めっちゃ飲みました。(暴飲暴食時代)
それが、3年後自分も痛風になるとは。。。初めての発作からから2年後くらいにまた右足親指がとんでもなく痛くなりましたので、今度は病院に行きました。
まだ、インターネットもありませんでしたので情報源は、医者と仕入先の40代の人と年下の同僚と親からの情報で痛風についてなんとなくわかってきました。必ずしも足の親指ではなく、人によって発作の出る箇所が違うということです。また痛み止めの薬も発作が出てしまったあとに飲んでも効き目がない(効果がうすい)などの情報です。
何回も痛風になると、発作の出る前の予兆がわかるのです。予兆の段階でコルヒチンという薬を飲むと発作を回避できるのです。この薬を飲みすぎるととんでもなくひどい下痢症状が出るので注意です!(処方箋が必要な医薬品です)
健康診断では、毎回尿酸値が7.0mg/dLでしたので生活習慣を見直すよう言われておりました。
47歳と48歳のときにフルマラソンを経験しましたので、その練習のおかげかそれから数年間は尿酸値が通常の値になっていました。
ほぼ痛風発作は無かったのですが、今年の夏頃にお酒も飲んでないのに痛風発作が出てしまいました。水分不足とストレスが原因だと思っています。コルヒチンを持っていましたのでなんとかひどい痛みになる前に回避できました。 ところが治ったと思った2週間後、4週間後と続けてその症状がでたのです。
さすがに今まで病院行かず、自分で対症療法だけしてたので自分の年令も考え病院に行ってきました。血液検査等してもらい今は、毎朝薬を飲んでいる状況です。(またジョギングでも始めようかな〜)
医師に、酒も呑んでないのにストレスで発作が出たことを話してもピンと来てないみたいでした。
ストレスが痛風発作を直接引き起こす明確な証拠が医学的に少ないためかもしれませんね。
同じ痛風持ちの人と痛風発作予備軍の方へ、お酒の飲み過ぎと水分不足、それとストレスも大きな引き金になることをお伝えしておきます。
ストレスが痛風発作に影響を与える理由には、以下の要因が考えられます:
コルチゾール(ストレスホルモン)の増加
ストレスを受けると、体内でコルチゾールが増加します。このホルモンは一時的に炎症を抑える効果がありますが、長期的には免疫機能を乱し、炎症のリスクを高めます。尿酸値の変動
ストレスは尿酸値を上昇させる可能性があります。これは、ストレス時に分泌されるホルモンや代謝の変化が尿酸の排泄を妨げるためです。生活習慣の乱れ
ストレスが原因で食生活が乱れたり、睡眠不足や運動不足が起こると、尿酸値の上昇や体の炎症が進み、発作が起きやすくなります。
ストレスだけでなく、以下の要因が加わることで発作のリスクがさらに高まります:
脱水(水分不足で尿酸が結晶化しやすくなる)
急激な体重減少(断食や過度なダイエットでケトン体が増加し、尿酸の排泄が抑制される)
感染症や怪我(炎症反応を引き起こしやすい)
薬剤の影響(一部の利尿薬や低用量アスピリンなど)
ストレスを適切に管理することは、痛風発作の予防にもつながります:
マインドフルネスや瞑想:ストレスを和らげる効果がある。
十分な睡眠:体の修復とホルモンバランスの維持に重要。
適度な運動:ストレス解消と尿酸値の安定化に役立つ。
バランスの取れた食事:アルカリ性食品(野菜や果物)を多く摂る。
アンチエイジングやマインドフルネスの話題も今後書いていきたいと思います。
ところで、私はHSS型HSP気質なのでストレス過敏かもしれません(笑)
こんなストレス過敏なおっさんにスキお願いします!