「クセになる」の研究
北海道で創業し、今や全国に羽ばたいているラーメン店・山岡家のCMソングは、こんなフレーズで締め括られます。
山岡家のラーメンを食べたことがある人ならわかると思いますし、なんならこの店に通い詰めてる人の「山岡家に行く理由」のほぼ全てでもあると思うのですが……それこそが「クセになる」なんですよね。
この「クセになる」という感覚は、客商売をする上で最強の要素なのではないかと思っています。
「美味しい」だけなら他にも美味しいラーメン店はごまんとありますし、山岡家は決して安さをウリにしているわけでもありません。
でも、「クセになる」は……正確に言うと「山岡家がクセになる」は、山岡家にしかないのです。だからお客さんに支持されるし……
ガッチリ儲かるのです……。
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この「クセになる」という感覚がどのようにして構成され、お客さんの中で醸成されていくのか、うまく言語化できるように研究してみたいと思います。
仕事で色々な事業者さんのお手伝いをしていますが、「クセになる」を実装できると鬼に金棒な商品・サービスも少なくないので、お力になれるんじゃないかなと。
……まずは、山岡家に通うところから始めてみたいと思います(食べたいだけ、ではないですよ。。。)