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相次ぐ、日本海の海水浴場の閉鎖

つい先日、割と衝撃的なニュースを神戸新聞のXで見つけました。

有料記事なので残念ながら全文を読めません

 「夏の海水浴、冬のカニすき」をうたい文句に、昭和・平成と多くの観光客を呼び込んできた兵庫県香美町香住区で近年、海水浴場の閉鎖が相次いでいる。

われわれ、香住の町の出身者としては、七日市の浜と呼んでいて、小さな頃から慣れ親しんだ地元の海水浴場。

人がたくさん、昭和58年夏です。
香美町香住観光協会

夏休みは、なんなら毎日のように泳いで、小学校のプールができる前は体育も海水浴場だったのです。

ところが、その香住浜海水浴場は2023年をもって閉鎖。今年は海開きもやらない。

駅前商店街もなくなり、ショッピングモールもなくなり、「廃れてるなー」とは言ってはいましたが、まさか海水浴場が無くなるとは。

理由は、
・「海離れ」による海水浴客の減少
・運営を担ってきた民宿経営者らの高齢化、
・新型コロナウイルス禍
だとか。

40年前の観光ポスターを見ると、確かにすごい海水浴客が多いです。
町内9カ所も海水浴場が記載されています。

今はなき、境の海水浴場(祖母実家にあずけられた)の思い出もあるなぁ  B&Gプールのあたり。

ちなみに、香美町の海水浴場は今年から3つのみ。
だが、来年以降はわからないかもね
 三田浜海水浴場
 今子浦海水浴場
 佐津海水浴場

閉鎖(浦上海岸・柴山海水浴場、間谷安木浜海水浴場、香住浜海水浴場)

「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」https://resas.go.jp/#/13/13101 
で人口予想を見てみる。

試しに香美町で使ってみた。人口予想が予想以上に相当に厳しい。

10年後には15000人を割り込む
生産人口を老年人口が上回る

おそらく、もはや観光どころではなく、自治体として維持できないのではないかと。

 「夏の海水浴、冬のカニすき」をうたい文句に、昭和・平成と多くの観光客を呼び込んできた兵庫県香美町香住区。

近い未来には、そんな時代があったことが信じられなくなるのか。

記事の最後に、「過ぎ去りし時を求めて」

1976年(昭和51年)10月の我が故郷の航空写真。高度2000m 美しい。国土交通省のサイトで見られます。

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