価値観と原体験を紐づけることで想いが強くなる
今年も、出身のコーチングスクールのカンファレンスにて、セミナー登壇させていただきました。
テーマは「価値観探求の旅」
今日はそのセミナーの内容を少し紹介したいと思います。
■価値観を知ることは自分らしい豊かな人生を歩むこと
価値観とは「どんなことに価値をという人の感じ方や考え方」を指します。
自分の価値観を知ることは、自分らしく、より豊かな人生を歩むことに繋がります。
また、価値観は私たちの行動の原動力にもなるものです。
自らの価値観を把握し、うまく使うことで、モチベーションをコントロールすることもできるようになります。
1時間のセミナーの中では、自分自身の価値観を知り、それを原体験と紐づけることで、より想いを強くするというワークを行いました。
■価値観リストから心惹かれるものを選ぶ
最初のワークは、価値観リスト(下図)からピンとくるものを選ぶという作業からスタートします。
ピックアップした価値観から、その人らしさがすごく伝わってきます。
■対話を通して価値観と原体験とを紐づける
価値観リストから話したいワードを1つ選び、対話を通し、その価値観を持つきっかけとなった原体験について深掘りをしていきます。
きっかけとなった出来事について語ってもらい、徐々に過去にさかのぼっていきます。
話し手の方には、話しながら思い出したことや、感じたことを自由に語ってもらいます。
このワーク、私自身もセミナーの準備をしながらコーチ仲間と実践していたのですが、自分の大切にしたい価値観とそのきっかけとなった原体験について話す中で「自分が人生で大切にしていきたいもの」がより明確になったり、想いが強くなっていきます。
私はリハーサル時に、深めたい価値観として「ユーモア」を選択したのですが、話す中で自分にとって「ユーモア」とは親から受け継いだ愛情そのものであり、人生への姿勢であることが分かりました。
話している内に、もう何年も忘れていた、好きな言葉である「人生とは. 嵐が過ぎ去るのを待つことではない。 雨の中でどんなふうにダンスするのかを学ぶことだ」という言葉を思い出したのでした。
また、相手の価値観について話してもらうと、相手がどんな人間なのか深く理解することができ、相手との距離がグッと縮まります。
ともすれば、相手のことを大好きになってしまうぐらい。
というわけで、今年のセミナーでは、価値観をテーマとしたワークを紹介したのですが、参加してくださった方が楽しんでくれてとても良い時間になりました😊
今日も読んでくださって、ありがとうございます。