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映画の感想【ベスト・セラーズ】

Netflixの配信ではタイトルが【小説家との旅路】となっているこの映画。
偏屈なくそじじぃ作家と父親の出版社(倒産寸前)を引き継いだ女性社長のブックツアーを軸にした物語。

世代間のギャップとか、時代の変化によるプロモーションの違いとか、まぁいろいろありつつ、ツアーを続けていくというお話。

前半は、偏屈じじぃと若い女性が喧嘩しながら旅をするという、まぁ、よくある展開。
作家の偏屈さがネットで人気になっても、本の売り上げにはつながらなくて四苦八苦。それをなんとか打開して…と、えぇ感じになりつつ、後半。

後半がかなり良かったです。
特にラストが良かった。
冒頭のシーンの伏線回収にもなっていて、ルーシー(女性社長)の片腕として働いていた女性も、ちゃんと報われるのが良かった。

社長の娘ということで、ルーシーはお嬢様ポジションなんだけど、
自己肯定感が高いようで、優秀であるために必死にやってきた、屈折した面もあって、もがいてるんだよね。
だから情がある。

そしてやっぱり、名優 マイケル・ケイン。
半世紀以上も俳優を続けているだけあって、存在感がすごいです。
(90歳になり俳優を引退)



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