暮らしの中の養生
養生はのんびりゆっくり、意識低くが信条の鍼灸師、今出です。
以前の記事では「呼吸しよう」と書きました。
今回は
「ゆっくり動こう」
です。
日常の動作がバタバタしている人って、意外に多いです。
多忙なのはわかります。
仕事や家のこと、学校など、毎日が時間との戦い?
マルチタスクで乗り切らなきゃならないことも多い。
ゆっくり動いてなんかいられない、急がなきゃ。
その気持ちもわかります。
でも、ドタバタと階段を上り下りしている人を見かけると、
つい「もったいないなぁ」と思ってしまうのです。
一歩ずつしっかりと上り下りする方が、筋肉への負荷がかかって筋トレになります。
そして当然、怪我のリスクも減る。
バタバタしてもったいないなぁ、そう思ってしまう。
歩く時も、前のめりな感じでバタバタ歩くより、
体を立てて軸を意識しながら歩くほうが、見た目も綺麗だし体幹のトレーニングにもなる。
日常動作のひとつひとつを、ゆっくり丁寧にすることは
所作が美しく見えるし、体にとっても優しい動き方になります。
ついついバタバタしがちな時に、ちょっと一呼吸おいてゆっくり動くと、気持ちにも余裕が出てきます。
「ゆっくり」と「だらだら・のろのろ」は似て非なるもの。
日常の生活動作すべてを「ゆっくり」しなくてもいいから、
時々、意識して「ゆっくり」動いてみてください。
私のオススメに、もんのすご〜〜〜く「ゆっくり」動いて全身を緩める、エクササイズ?ストレッチ?運動?があります。
時々、患者さんにお伝えしたりしてますが、
それについては、またの機会に書こうと思います。
(養生シリーズで書いていこうと思ってます)
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