子供のウエイトリフティング選手における障害予防の考え方:01[フォームと道具×判断]
ここでは、アスレティックトレーナーの立場から、小中学の成長期にあたるウエイトリフティング選手や、初心者を対象とした怪我予防のポイントについて考えていきます。
1. 正しくフォーム指導と負荷設定のできる指導者に教えてもらう
ウエイトリフティングの技術は、スナッチとクリーン&ジャークの3種目で実施されます。これらの技術では、瞬時の力を発揮しながらバーベルを頭上や胸部・肩部まで引き上げる必要があり、同時にバーベルを下支えするための動作まで行います。技術を向上させると、体重を超え