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原材料の順番でわかる、味噌の味。
お家の味噌、何を使っておられますか?
わたしは個人的にこちら↓の味噌が好き。
超甘口で旨みもあって、そのままきゅうりにつけても最高です。
味噌は甘口や辛口、甘みそなど様々なカテゴリがあります。
ですが、一度買うと1か月~2か月ほどもつので、冒険しにくい食べ物。
一回か二回くらいで食べきってしまえるものなら、チャレンジもできますが「もし、失敗したら…」と思うと、いつもの味噌を買ってしまいがちですよね。
今日は、パッケージからでも甘口か辛口かの傾向を見分けられるコツをお伝えしたいと思います!
まず、甘口と辛口、甘みその違いについて。
米味噌でいうと、米、大豆、塩が原料。
この配合割合によって、甘口か辛口か甘みそかが決まります。
米はたくさん噛んでいくと、甘みが出てきますよね。
これはでんぷんを多く含んでいるから。
だから、米を多く使えば使うほど、甘いお味噌が出来上がります。
逆に、米が少なければその分大豆の割合が増しますので、旨みが強い味噌ができるんです。
この、原料である米麹の配合割合を示す言葉で「麹歩合」というものがあります。
パッケージで「10割麹」とか目にしたことありませんか?
こんな感じで。
そう、この麹割合を見るだけでも味の傾向について見分けることができます。
麹割合とは、大豆に対する米麹の分量の割合を示す言葉。
例えば、10割麹だったら「大豆と同じ量の米麹を使ってるよ~」ということ。
20割だったら、大豆に対して倍量の米麹をたっぷり使っているんです。
米麹が多いほど、甘くコクのある味噌になって、少ないほどに切れ味のあるすっきりした味噌になります。
「でも、全部の商品に麹割合書いてないやん!」
そうなんです。その通りなんですよ。
上の写真の商品の通り、ご親切にも書いてあるものは良いのですが、そんな味噌ばかりではありません。
「じゃあ、見分けられないやん~」
ちょっと、お待ちを。
必ずどの商品にも書いてある情報で、見分けられる方法があるんです。
こちら↓
ご覧になったことありますよね。
商品の裏面です。
ここの、原材料のところ。
こちらの味噌は「米、大豆、食塩」とあります。
原材料表示は多く含まれる順番に書かないといけない決まりがあるため、大豆より米の方が多いということ。
糀歩合より、正確さには欠けますが、大豆より米の方が多いなら「甘口」に近い味ということ。
その逆も然りです。
原材料表示なら、販売されている商品には必ず書いてありますので、ぜひご家庭のお味噌も見てみてくださいね。
お店であまりジロジロ見すぎると、不審者になるので、ホドホドに。。。
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