大江健三郎(ノーベル賞作家)の「定義集」・・
何度も言うようで大変申し訳ないが、私は国家2種に合格し、国立大学である群馬大学で働いていて、以前は留学生担当をしていた。英語の発音はAI判定であれば上の画像程度の点数を常時いただけるレベルである(読むのが遅いのは仕方ない)。
当時、USAから留学生がきていた。ヒロシマのことをどう伝えようか悩んでいた時、私のAmazonのリコメンドに「大江健三郎 定義集」と言う本が出てくるようになった(普段からAmazonをヘビーユースしていると、稀にこのように良いことがある)。
大江健三郎といえば、東大文学部卒のノーベル賞作家である。
言わずと知れた偉人である。
私も、高校生の頃から大江健三郎の本はたくさん読んでいたのだが、「定義集」については、正直知らなかった。
思わず「ポチ」る・・、そして読んだ。
定義集ではヒロシマとUSAの関係について述べられていた。
私は、自分の考えを留学生業務に反映させるのは好ましくないと考えたので、この、大江健三郎(ノーベル賞作家)の「定義集」の中身を「丸パクリ」して留学生に伝えた。
つまり、アメリカ人は「なぜ日本人はパールハーバーについて何も言わないのか」と言うとか、そう言うことを玩味して、USA留学生へEmailを書いたのである。
USAの留学生は私の言いたことを、恐らくは分かってくれたと思う。
私がすごいんじゃない、大江健三郎というノーベル賞作家の威光を借り、中身を丸パクリしただけなんだ。
でも、USAの留学生はなんとなく、分かってくれたようだった。
その、ヒロシマ・ナガサキについてのことを。