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生きづらさから自立したら、愛から動くようになった

やりたいことや好きなことがあっても、
思考停止で動けない人だった、わたし。

今でも、慣れないことやイレギュラー案件は
苦手意識で先送りにしがちです。

そんな自分に風穴を開けてくれた本。
「生きのびるための事務」
夢中で一気読みしてしまいました。

僕は「いのっちの電話」と呼んでいる
死にたい人のための電話サービスを始めました。
もう5万人くらいの声を聞いています。
死にたい人に慰めの言葉をかけるのも
いいかもしれませんが、
僕は 死にたい人にこそ
事務の素晴らしさを伝えてます。
そうすることで生活自体が変化するからです。

あとがきより

「死にたい」…
「生きづらさ」って、シンプルに言うと、
「どうしたらいいのかわからない」
ということかな、って思いました。

「毒親」と言うワードがありますが、
そう呼ばれる人たちも
「どうしたらいいのかわからない」
だから、機能不全な家族に。

自分をサポートする事務をすることって、
錆びた機能に油を差すようなことかもしれない。

最近、美術史講座で哲学の講義があって、
復習のために見た動画です。↓↓↓

管理社会…
監獄のシステムを監獄だけでなく、
学校や会社など大きな組織に応用されている、
という話です。
もちろん全ての組織がそうではないけれど、
自身で物事を考えて行動しにくい人間関係、
そういえば、と思い当たる節もあります。

自分で考えたり、責任を取らなくていい、
それが当たり前になると監獄が楽になる⁈
コンフォートゾーン化して出るのが怖い。
考えようとすると苦しくなる、謎ですよね…

わたしは、よく考えてみたら、
本当はありもしない監獄に入っていたのです。

しかし、社会のせいにしても仕方ないです。
盗んだバイクで走り出しても何も変わらない。
(↑↑↑尾崎豊『十五の夜』)

変えるのは社会でなく、わたし。

好きなことや苦手なことに
挑戦してみたら、
行動して失敗したり、試行錯誤するのは、
思いの外、楽しくて刺激的で幸せだった。

自分で自分を監獄に入れている生き方に
気づいて、ぶっ壊して、スキップしながら、
好きなことだけ、で人生を決めて、
好きなことを優先させてやっていく。

「将来の夢」でなく「将来の現実」を決める。
「将来の現実」は好きなことだけ」で決める。
「自分の行為」を「言語化」「数値化」する。
「将来の現実」のスケジュールを今生きる。

この本を読み、一日のスケジュールを見直し、
つい家事とか先にやる習慣を改めて、
まず好きなことを優先、合間に家事にして、
それでも回る、と実感しました。

地味でコツコツやる事務を
最高に幸せな自分をサポートするためにやる。
自分で自分をマネージメント。

地味にコツコツって、けっこう得意。
それなら、続けられる。

諸葛孔明も派手な勝利の裏で
コツコツ事務していたではありませんか。
作者の坂口恭平さんご自身もそうですし。

「好きなことを続けていくのが才能なんだよ」

自分らしく、を続ける地味な事務なのです。

お読みいただき、ありがとうございます。


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