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思いつきで叱らず、ミーティングにしたら、子供が笑顔になった


子供の中学の中間試験の答案が返されました。

点数は芳しくないのですが、
うちの子は、ニコニコしながら、

「がんばったよ!」

と、ご機嫌なのです。

「そうか、がんばれてよかったね」

うちの子、1学期の中間・期末の時は、
答案をどこかへ隠したのか、無くしたのか、
行方不明にさせていて、解き直しの宿題で
先生に問題用紙をもらうのに苦労しましたが、
今回は全部揃えて持ってきました。

テストで、できたところ、難しかったところを
話してくれました。

これは…1学期と大違いです。

それは、きっと、
わたしの接し方が変わったからです。

以前は、その場その場の出来事に対して、
思いついたまま、注意したり叱っていました。

でも、効き目ないし、自分も忙しいので、
時間の無駄になるし、ポイントを押さえて、
話した方が良さそうだ、と考えました。

子供がノートを取るのが苦手なので、
それを教えた方がよさそうと思い、
会社のミーティングみたいに、
事前に準備してみたのです。

ノートの取り方を検索で調べて、
参考になりそうなページをよく読んで、
いくつかプリントアウトして、
ポイントをまとめて、話す内容を決めてから、
時間は20分として、子供に話してみました。

まず、
プリントしたノートの書き方を読みながら、
作例と友達のノートを画像を見ながら、
類似点を見つけました。
(本人のノートはノートチェックのため、
手元にありませんでした)
そして、
ノートをまとめると良いところを
一緒に話してみました。

「ノートを書くと覚えることができるし、
説明とかできるようになって、理解が深まる」

子供からそんな話が出ました。
ノートの書き方が変わるか、わかりませんが、
少なくとも、勉強に関しての話をする時、
母が怒ったり責めることはない、というのは、
伝わったのだと思います。

テストに話は戻りますが、
振り返りを後日、一緒にやることにしました。

「子供のことは放っておけばいい」
と言われて、放っておいたこともありますが、
見るべきところで見てなかったり、
思いつきで叱っていて、いい放任ではなく…

放っておく…放置ではなく、心地よい距離感。
まず信頼関係や安心感が大切な気がします。

子供との間でやった方がいいのは「対話」
かな、と思います。

子供は学校にいる時間が長いです。
生活の中心は勉強です。
それなのに、その勉強についての気持ちを
素直に言葉にする機会があまりないのでは?

親や先生に言えているのかな?
聞いてもらえているのかな?

勉強について、将来について、就職について、
働くことについて、悩む人たちに
たびたび接して、話を聞くことがありました。

「自分のやりたいことがわからない」
「やりたいことをどうやったらいいのか」
わからないのは、もやもやした気持ちを
言葉にする…書いたり話したりことがないから、
というのもあるかと思います。

普段から、自分の思いを言葉にすること。

自分で日記やnoteを書くのもいいし、

誰かに、言葉にならない思いを
「これってこういうことかな?」
と問いかけてもらうことで、
気持ちのピントが合っていく。

そういう対話を積み重ねていくことを
子供とやっていくのは、お互い、
いい経験になるのではないか?という意識で、
テストの振り返りを楽しもうと思います。

お読みいただき、ありがとうございます。

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