見出し画像

「いい子」「えらい子」連呼してない?

こんばんわ、バリ島在住のacoです☺️🏝️

子供を連れて電車やバス等
公共の交通機関を利用した際、
ご年配の方にこのようなことを
言われた経験はありませんか?

「静かにしていて、えらい子だね〜!」

私も言われた経験があるのですが、
この『えらい子』というワードに
いつも違和感を感じていました。

一見褒められているかのようなこの言葉。
実は子供に悪影響を及ぼす危険性があることを
ご存知ですか…?

この記事では、

▼子供に悪影響を及ぼす「いい子」「えらい子」というワードを使った褒め方とは?
▼子供の成長を促す、正しい褒め方とは?

についてをお伝えします☺️


1.子供が親の望む行動を取った時、「いい子「えらい子」と褒めてない?



・子供が電車内で静かに座っていられた。
・おもちゃを自分で片付けることができた。
・嫌がることなく歯磨きをしてくれた。

このように、子供が親の望む行動を取ってくれた時って、
正直「えらい!」って思うし、素直に嬉しいですよね。

そして「子供を褒めてあげたい!」
と思うのは、ごく普通の感情だと思います。

ですが、子供を褒める際に
「いい子」「えらい子」を使い続けると、
子供の成長に悪影響を及ぼす危険性があるのです。

2.「いい子」「えらい子」というワードを使うことのリスクとは?


少し視点を変えて考えてみると、
「いい子」「えらい子」を使いたくなる場面って、
「親にとって都合のいい行動を取った時」
ではありませんか?

そしてこの褒め方は、
子供がとった行動の『結果』にのみ
焦点を当てていることになります。

この褒め方を続けていると子供は
「親に褒められたい」という思いが強くなり、
「いい子」「えらい子」という言葉に依存するようになります。

「自分のこの行動が良かったから褒めてもらえた」
という理解が出来ないまま、
「褒めてもらいたいから、この行動を取ろう」
と考えてしまうのです。

その結果、自己評価が外部の評価に
左右され易くなってしまい、
これが自己肯定感の低下に繋がってしまうのです。

3.子供の成長を促す、正しい褒め方とは?



では一体、どのような褒め方が
子供の成長を促すのか。

ここで重要なのは、

◉『結果』ではなく、子供の具体的な『行動』を褒めること。

です。

子供が電車内で静かに座っていられた時は、
「大きな声を出したり走り回ったりせずに
座っていられることが出来たね!」

おもちゃを自分で片付けることができた時は、
「使い終わったおもちゃさんを
あった場所に綺麗に片付けることが出来たね!」

嫌がることなく歯磨きをしてくれた時は、
「綺麗に歯を磨くことができたね!」

このように具体的な行動を褒めてあげると、
子供は自分の行動の何が良かったのかを
理解することができ、
次回も同じ行動を繰り返すようになります。

その結果、子供は自分の成長を
実感することが出来るようになり、
これが、内面的な自己評価を促進することに繋がるのです。

ポイントは、

◉「出来たね」という言葉を使うこと。

です😊

まとめ

子供を褒める時に使ってしまいがちな
「いい子」「えらい子」というワード。

一見正しい褒め言葉に聞こえるこのワードですが、
抱えているリスクは非常に大きなものですよね。

今回の記事に限らずいえることは、
子育てに関する正しい知識を身につけることが、
子供を守ることに繋がる
ということだと思います。

私の投稿が少しでも、
ママさん・パパさんの力になれていたら幸いです☺️

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集