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順調だった東京での生活に、違和感を感じ始めた話②



前回の記事の最後に、「東京の人、冷たくない!?」と書いたのにはもちろん理由があります。
子育てをするようになってから私が日々感じていた、私的日本人あるあるを簡単にまとめます。

①車椅子やベビーカーを利用している方にエレベーターを譲ってくれる人が少ない。
②子供が手を振っても、返してくれる人が少ない。
③子供に笑顔を向けてくれる人が少ない。
④電車やバスの中で子供が泣いた時の居心地の悪さ。
⑤ご近所付き合いがほぼなく、挨拶をしても目を合わせてくれない。

「日本人」と検索すると、『目立つのを嫌がる』とか『感情を表に出さない』とか『大人しい性格の人が多い』とかそういう事が書かれているのをよく目にします。
そういう日本人の国民性も相まって、「日本人は冷たい」という結論に至ってしまったのかもしれません。

私自身、まだ子供が居なかった頃の事を思い返してみたのですが…。
小さな子供が手を振ってくれたり、笑顔を見せてくれたりした時、ちゃんと応えてあげられてた自信は正直ありません。
「少し恥ずかしいな…」とか「周りの人は誰も反応してないし…」とか「私のせいで泣いちゃったらどうしよう…」とかそんな事が頭の中をグルグルグルグル🌀
ご近所付き合いも、全然していませんでした。「近所の人とは言え、関わることほとんどないし…」とか「面倒くさいし…」とか…。

ただ、子育てをして初めて、周囲の人の暖かさが何よりもパワーになるという事に気付いたのです。

もちろん中には、「子供大好き!」な方もいます。以前、息子と2人でスーパーに買い物に行った際、エレベーターで一緒になった20代ぐらいの女性の方に急に声を掛けられたことがあります。
それは、

「あの…いないいないバアとかしてもいいですか…!?」

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