見出し画像

私とあなたの「カリスマ性」(#004:『カリスマ論』)

「カリスマ」岡田斗司夫

書き直してる読書感想文。
4作品目は岡田斗司夫さんの『カリスマ論』。
「カリスマ」の定義はともかくとして、
「オタクの神様」、「オタキング」岡田さんは
間違いなくカリスマ。
圧倒的な知識量と、
「サイコパス」を自称しながら
なんだか癒される雰囲気を醸し出す
岡田さん。いいよね。
まだご存じではない方は、
是非、まずはYouTube。そしてこの本も。

⇒岡田斗司夫さんのYouTube
⇒岡田斗司夫さん『カリスマ論』

まずは感想

繰り返しになるけど、「カリスマ」の定義はともかくとして…
この本には、周辺の概念も出てきていて。それも面白かった。
☑小さなカリスマ
☑教祖
☑リア充
☑パリピ
☑マイルドヤンキー
意味合いとしては字面とおり。
これらも「ど真ん中」のカリスマとは言わないまでも、
カリスマの色合いがある人達。

「少なくともおれはカリスマではないな…」という方。
あなたはどれでしょう?
おれは少なくとも下2つではないな…。

で、個人的見解としては…
「カリスマ(性)」とか「オーラ」とかとかって、
自称するもんじゃなくて、
要するに他者が勝手に感じるものだと思うし。
専門用語使えば、理想自己の投影のひとつのあり方ってこと。

画像1

だから、「カリスマ」になりたい場合でも、
そう思われるかどうか、感じてもらえるかどうかは別としても、
そうなるくらいの「活躍」や「成果」がほしい人は、
さっきの周辺5タイプのなかで、
自分がどれに近いかを認識しておくのはいいかもしれない。

カリスマ度チェック

そしてこの本には
「カリスマの4要素」なるものが書かれていて、
この4つについても
自分がどれだけ当てはまるかを知っていれば、
少なくとも、自分を「キャラ立たせて」
それを「成果」や「活躍」に繋げることはできるかもしれない。

っていうか、別に、
そんなんなくても、
こういう「自己診断」みたいなのは
面白いよね♪

んじゃあ、まあ、とにかく、やってみよう。

画像2

☑手持ちは8点。
☑4つの要素に付けられる最大点数は4点。
☑「当てはまる!」「そうだ!」と思えるほど、点数をつける。

イメージ…
☑「誰よりもそう!超得意分野!」なら4点。
☑「かなりそう!強め!」くらいは3点。
☑「わりとそうだな…」が2点。
☑「わりと弱いな…」で1点。
☑「まったく無い。ゼロ」でそのとおりの0点。

繰り返しだけど…。持ち点は8点。
最初に4点を2つ付けちゃうと、
残りの2つには付けられないからね!
下の「☆」を塗りつぶすイメージで!

〇シナリオライター<☆☆☆☆>
 この世界がどうなっていくのかという未来のシナリオがはっきりと見えていること。さらに、世界シナリオにおいて、自分やその他の人がどんな役割を果たせるのか、サブシナリオが書けること。
〇パフォーマー <☆☆☆☆>
 変化していく世界において、自分自身に役割があり、その役割を率先して演じることができる。傍観者ではなく(中略)舞台の真ん中で演じていないと気が済まない。
〇プロデューサー <☆☆☆☆>
 近づいてくる人に対して世界シナリオとサブシナリオを提示し、動かそうとする。(中略)お節介に介入しようとするが、ある種の無責任さもある。(中略)相手が本当に言われた通りに行動するかどうかについても、実はそれほど興味がない。
〇トリックスター<☆☆☆☆>
 既存の権威に取り入って、現在の世界における階級を上ることには関心がない。(中略)移ろいゆく世界で成功するよりも、未来の変化の中で、自分のミッションが達成されたかどうかの方を面白がる。

採点について

あくまで、「度合」ではなくて「傾向」を知るためのものなので、
持ち点8点の最大4点という方法にしてみました。

ここから先は

1,318字 / 2画像

¥ 100

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?