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二元性の思考体系からの脱却を目指して


この世界の考え方はまともじゃないことを悟る

たぶん、私が記事で述べていることについて「理解できない」と感じていらっしゃる方々もけっこうおられるのだと思います。

それでも何か惹かれるものがあって、あるいは何か共感するものがあって、読んでいただいているのだと思います。

(そうでなければ、このわかりにくい記事を読もうとは思わないはずです。)

もし、私が書いている内容が分かりにくい、難しい、理解できない、と感じているとしたなら、それは当然のことだと言うことができるでしょう。

それというのも、そもそもがコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の考え方(思考体系)というものが、この世界の考え方とはまったく異なるものであるからです。

私としましては、なるべく分かりやすく、伝わりやすいように書いているつもりではいるのですが、やはり、コースの思考体系が二元性を超えたものであるがゆえ、理解し難いというのも当然なことなのだと思います。

喩えていえば、この世界の考え方(思考体系)が「2+2=4」の思考体系であるとするなら、コースが教えている思考体系はまさに「2+2=5」の思考体系であるというふうに言うことができるからです。
(ワプニック博士がコースの思考体系について述べるときに、喩えの表現としてよく使われています。)

「2+2=4」の思考体系からみるならば、「2+2=5」の思考体系というものはまったく理解できるものではありません。

つまり、二元性の思考体系に囚われている私たちとってコースの思考体系というものは、そういうものであるわけです。

コースの教えを、この世界の考え方から理解しようとするなら、難解であるのは当然のことです。

つまりは、自我の思考体系から聖霊の思考体系を理解することはできないということです。

それは意味不明な言語のようにさえ思えることでしょう。

私たちは最初はそれが意味不明な言語であったとしても、その言語を地道に学んでいく必要があるということです。

要は、根気強く地道に、コースの教えに触れ続けていくことが求められているということです。

そうするならば、次第に、その言語が、そしてそこに書かれてある内容が、少しずつ分かるようになっていきます。

そして、その内容が分かるようになっていくならば、コースの思考体系のほうこそがまとも(正気)の考え方だと理解されるようになっていきます。

この世界の考え方のほうがまともじゃないと分かってくるということです。

この世界の考え方でいるかぎり、つまり、二元性(自我)の思考体系で考え続けているかぎり、自分はけっして幸せになることはできないことも悟るようになっていきます。

そう、学びはじめはコースの教えが訳の分からないものであったものが、コースの教えを理解しはじめるにしたがって、この世界の考え方のほうが狂気であると認識されていくわけです。

何度も申しますが、コースが教えている思考体系を理解するようになるまでは、コース(聖霊)の思考体系のほうこそが、まるで狂気に思えるということです。

ですから、コース学習に取り組んでいくとき、そういうことを踏まえた上で学んでいくと良いでしょう。


二元性の自我の思考体系から脱却する方法

コースが教えている内容を理解するようになるならば、私たちはすでにこの世界の考え方、つまり、二元性の思考体系に囚われてしまっているということが分かってきます。

ようするに、私たちはすでに自我と同一化しているということです。

では、そんな私たちはどのようにしてそこから脱却していくのでしょう?

どうすれば自由になれるのでしょう?

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コースをもっと深く理解していきたい方へ。コースの学びが進んでいくとどうなっていくのか?というテーマで、もりG自身が体現した実録レポートとして、一般には公開できないDeepな話が書かれているコラム集です。

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