国道沿いのファミレスが好き 8/5(木)
なんだろう、この魅力は。
大きな通りに飲食のチェーン店が連なってる様子がたまらなく好きだ。とりわけ好きなのがファミレス。ガストやバーミヤンはもちろんだが、藍屋や華屋嘉兵衛など、大通りに特有のファミレスもそそる。特に美味しいわけではないのだが、何故だかワクワクが止まらなくなるのだ。
きっとこういう店に行く機会があるのは車でどこかに出かけた時であり、それは旅行だったりドライブだったり楽しいイベントの時が多いからだろう。楽しい時によくやる行動は、それ自体の楽しさとは切り離されて、無条件に楽しい認定される甘さがあると思う。飲食店を選ぶ上で、チェーン店を選択することはどこか妥協の気配が漂うけれど、国道沿いのファミレスにはその妥協も乙だよな、と言わしめる包容力が確かにある。
こういうファミレスの良さは、夜にもある。夜は基本的に空いていて、かといって誰もいないわけではない、程よい混み具合だ。夜に国道沿いのファミレスに行くってことは、時間に余裕がある証だ。それは大学生だからかもしれないし、有給を取ったから明日が休みだからかもしれない。それとも明日は普通に予定があるのだけど、今日が楽しかったからまだ終わらせたくなくて、最後の粘りを見せてるのかもしれない。いずれにせよ、夜の国道沿いのファミレスは、決して煌びやかではないけれど、生温かい幸せの匂いがする。
特に意識をせずに夜のファミレスに行く機会が、近いうちにあればいいなと思った。
おわり
明日のラッキージャンケンは「チョキ」
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