【人生のほんの1日】202211221 ピアノレッスンday ドビュッシー「版画」の演奏速度 についても考えてみたり
今日はピアノレッスンday。いつものように午後から半日かけての長丁場レッスンです。
来月コンクール決勝で弾くドビュッシー「版画」から「塔」「雨の庭」を中心に、現在手がけ中の14曲を先生に見ていただきました。
「版画」の2曲は、概ね表現と味付けの調整はできて、あとは本番に向けて弾き込んで熟練度を上げる段階なのですが、数日前から少し懸念事項がありまして、コンクール決勝の審査時間は9分間なので、「塔」「雨の庭」の2曲を9分以内に弾かないといけないんですね。
エントリー当初は「まぁ、時間内に収まるんじゃない?」と思っていたんですが、
ゆったりめに弾いてじっくり聴かせたい「塔」をゆっくり弾いてしまうと、「雨の庭」をかなり高速で弾くことになり、そうするとミスタッチとか雑になってしまったりなど演奏上のリスクが生じるため、審査時間内に収めるために「2曲それぞれをどのくらいの速さで弾くか」の検証が意外と重要だなと思えてきました。
そこで、いつもお手本で聴いている参照版のうち、ちょうどいい速度感だなと思うパスカル・ロジェさん盤を片耳AirPodsで聴きながらいっしょに合わせて弾く練習を、メトロノーム練習や部分練習などと共にここ数日取り入れています。
ピアニストの演奏はテンポの中にも抑揚があるので、全体や各部分をどのような速度感で弾いているのか、イメージを明確に持つのに役立ちます。ピアノ教室で先生が2台ピアノで合わせて演奏してくださるのと似たような感じですね。
今日でロジェ先生(音源😅)との合わせ練習を3・4日行っていますが、最初は速過ぎて付いていけなかった「雨の庭」もかなり合わせられるようになってきました。このスピードで弾ければ、規定時間の問題はクリアー。あとは雑っぽい演奏にならずにしっかり表現を伴った演奏ができれば、なんとか今の私にできる最善の演奏になるかなと思います。
あれよあれよという間に年の瀬も近付いていますが、コンクールまであともう少し。引き続き頑張りたいと思います😊
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