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【植栽家の日常】20221121 オーナメンタル・カラーリーフコニファー偏愛主義
昨日までのピアノコンクール審査動画収録の緊張感から解かれ、休日は定休日ですが水やりがてらゆったり気分で弊社農場にて植物観察をしました😊
今ちょうど執筆している園芸情報サイト連載記事のテーマであるオーナメンタル・カラーリーフコニファーの写真を撮りたいというのもありまして。
11月下旬、多くの落葉性宿根草がセピアっぽく冬枯れしていく中、常緑のコニファー達は葉色も冴えて、少しだけ温かい初冬の日差しと青い空とのコントラストも相まってとてもキレイでした。
コニファー、つまり針葉樹の中間は、クリスマスツリーのような円錐形の樹形や球形・枝垂れ樹形など、オーナメンタルなボリュームと形状で庭やランドスケープの
フォーカルポイントになります。
多様な樹形のみならず、カラーリーフ品種も多く作出されており、常緑性・耐寒性のものも多いので、日本でも通年美しい葉姿を楽しめたり、ウインターガーデンの見どころになりますね。
たとえばモミの木とかマツとかスギとかヒノキもコニファーのくくりに入ります。ゴッホの絵画に描かれたイトスギ(イタリアンサイプレス)もヒノキの仲間。ひとことでコニファーといってもかなり多様でバラエティに富んだ分野なんですね。
寒冷地の気候に合う種類のコニファーは、アガベなど温暖地向けのオーナメンタルプランツの栽培が難しい冷涼な地域でのオーナメンタルプランツを使った庭づくりに有望です。こういった種類のものは、日本の温暖地では逆にキレイに育てにくかったりしますので、寒い地域ならではのオーナメンタルガーデニングの重要素材として私も多いに注目しています!
とはいえ、園芸に用いられる樹木の中でも、オーナメンタル・カラーリーフコニファーは園芸書で多くページを割いて論じられることも少なく、まだまだ一般認知度が低いジャンルかと思います。というわけで、今回は、私が注目しているコニファーの品種をいくつかご紹介したいと思います。
※最近、一部の植物販売業者や個人でオークションなどに出品している方が、私の植物説明文をコピペして使っていたり、商材リサーチのために閲覧だけされているケースが目に付くようになってきたので、私独自の個別植物紹介については一見さんお断りの意味合いで有料記事にさせていただくことにしました。
有料とさせていただく分、乙庭のオンラインショップの商品説明にも載っていないコアな情報も出し惜しみなく書いていきたいと思います。
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