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【人生のほんの1日】20230825 ピアノレッスンday

今日の午後は、毎週恒例のピアノレッスンでした。

設計案件の忙しさで園芸店業務も押せ押せになっていて、朝イチからレッスンまでの間に我ながらものすごい勢いで、諸々の仕事やリサーチをこなしてなんとかレッスンに間に合わせました。

そんなこんなで、今週もレッスン開始時点でかなり脳もお疲れでしたが、楽しい趣味の時間なので、気分切り替えてピアノレッスンも頑張りました!

では、レッスン曲目も多いので弾いた順にじゃんじゃん書いて行きますね。

【ツェルニー30番 14、15番】

私の場合、ツェルニーは何週も持ち越すと気分が萎えてくるので、14番も今週で決着を付けるべく気合いの演奏で頑張りました(上手ではありません😅)。

中年から習い始めたピアノなので、頑張って弾いても、全然流暢には弾けてませんが、私が弾く出来としてはよく弾けたので、めでたく合格となりました🤗

今週初出しの15番も、そこそこ練習してあったのでそれなりに弾けましたが、この曲は来週に持ち越しとなりました。

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

ファンキーは、この一週間でかなり進化して、速度もノリ感も上げて弾くことができ、先生も喜んでくださいました。

ボレロも、超ゆっくりではありますが、先週よりもかなりよく弾けて、先生的には「この曲も、今仕上げ段階に入ってファンキーと同時に仕上がりそうですね」と。

【ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲】

今日もテーマから第32変奏まで、コンプリートで通しました。
私が弾くと、今のところ演奏家が弾く演奏時間の何倍もかかってしまうのですが、先週と比べると、かなりスムーズに弾けて、時間も短くなりました。

本当に亀の歩みのように少しずつの進歩なのですが、私の場合はコツコツと地道に練習を続けることでそれまで全く歯が立たなかった難曲も段々と弾けるようになりました。

中年から習い始めたピアノなので、そう簡単には上手くならないのは当然と思っていますし、それでも憧れに向かってチャレンジと努力を続けて、実現できたときの喜びって、若い時の達成の喜びとはまた違った人生の醍醐味があると思います。

ベートーヴェンのこの変奏曲は、私的にはこれまでやった曲の中でも規模と難易度で最大級の曲なので、引き続き気長にじっくりと取り組んでいきたいと思います。

【ショパン バラード第2番 op.38】

今週は5〜6ページを見ていただきました(時間が押していて、私が弾くのを聴いていただいただけという感もあり😅)。

普段もなかなかこの曲の練習時間を取れないので、時間配分を変えて毎日少しでもコンスタントに練習できるようにしたいです。


以下、コンクール曲レッスンのコーナー。
一週間のラスト、一番疲れもピークのところでコンクール曲 全7曲をひと通り弾きます。これだけ疲れているところで緊張感を保って弾ければ、コンクール対策としても良いのではないかなと思っています。

【ドビュッシー グラナダの夕べ】

今のところコンクールの一次はこの曲を弾こうと思っていて、暗譜で通しました。

この曲は、今週1週間でギターっぽい演奏効果を出したくて表現を変えた箇所がいくつかあるのですが、先生もそれに気づいてくださり、私の新しい表現が良かったのでそれでいきましょう、ということになりました。

表現を変えた分、まだ手になじまずちょっとミスが出やすいです。
安定した余裕ある演奏に向けてはまだまだクオリティアップの余地がありますね。


続いて、コンクール二次で弾こうと予定している3曲。

【スクリャービン エチュードop.2-1】

この曲は、暗譜も表現も比較的安定してきました。

8分音符でリズムを刻む和音が出過ぎてしまうと、一気に子供っぽいというかダサい印象になってしまうのですが、和音の音数が多いため、リズムを小さく抑えたり、同じ8分音符の刻みの中にいろんなニュアンスや表現を盛り込んでいくのがなかなか大変で、たった2ページで技術的にもそれほど難しくないと言われている曲ですが、聴かせる演奏として仕上げるにはとても奥が深いと思います。

【コンクール用の新曲2曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」】


前出のスクリャービンをメインに、大人っぽく、多彩で、かつまとまりのあるプログラムにしたくて熟慮して新曲2曲を選びました。
モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。

この曲は概ね暗譜65%くらいの進捗度でしょうか。
技術的にやや難しい箇所と、暗譜しにくい箇所がありその攻略がポイントになりそうです。

演奏内容的には「すでに太田さんが表現したいものが十分に感じられるように弾けてるので、技術的に問題なく最後まで弾き切れれば大丈夫ですね」とのこと。


ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。


前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。

決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。

この曲も概ね雰囲気や音色を捉えて演奏はできるようになりましたが、暗譜がまだまだな感じです。「この曲も表現はすでにできていますからあとは暗譜で弾けるようにして、最後にもう少し味付けを整えるだけですね」と。

【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

願わくば、2024年年明けのコンクール本選決勝はこの2曲を弾きたいなと思っていて、二次の3曲に続いて弾きました。

3番はまだ楽譜ナシで演奏するのは怖いですが、感情をこめた表現の方はかなり練れてきているかなと思います。

4番は中間部の6小節以外は暗譜ができて、なんだけどその6小節の中のたった4小節が私にはとても暗譜が難しく、暗譜の面ではそこで苦戦しています。

4番全体でいうと、やはりまだあまりスピードが上げられず、時間がかかってしまうのが問題で、規定の演奏時間内におさめるためにはさらなる習熟が必要です。

とはいえ、かつては「こんなに難しそうな曲ゼッタイに弾けない」と思っていた夢のまた夢のような曲なので、それがなんとなく手中に入ってきているというのは、私の人生における快挙だなと、改めて思いました。

地道な努力って実を結ぶものですね😊

【今日のピアノ練習覚え書き】

ウォーミングアップ

スケール ♯系全調
ツェルニー 30番14、15

初見練習

【ラヴェル 「鏡」 より「道化師の朝の歌」】

人生の目標のひとつとしてラヴェル「鏡」をコンプリートしたいと思っていて(どこまでも限りなく背伸びする😅)、何年かかるかも分かりませんが、始めないことには出来る可能性ゼロのままなので、身のほどをわきまえていないのは重々承知の上で読み始めました。今日は最初の2ページを。

これはこれは、長い道のりですね。

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