あなたの自己肯定感が低い理由
あなたが自己肯定感が低い理由は、
あなた自身が条件をつけて自分を愛しているからです。
お金持ちになったら、自分は素敵だ。
彼氏、彼女がいたら、自分は愛されるべき人だ。
テストでいい点をとったら、自分は素晴らしい人だ。
健康で体力があったら、自分は自分を好きになれる。
友達がたくさんいたら、僕は幸せになれる。
つまり、、、
貧乏で火の車の自分は、ダメだ。
彼氏も彼女もいない自分は、愛される価値がない。
勉強ができない自分は、ダサい。
ひ弱で体力もない自分は、嫌いだ。
友達もいない自分は、不幸だ。
このように「条件をつけて」自分を愛しているからです。
更にいうと、
これはあなたのせいではありません。
親も、学校も、あなたを
条件をつけて愛する、ということを
当たり前のようにしてきています。
珍しいことではありません。
むしろ無条件で愛されている人のほうが、珍しいです。
いい子にしていたら、〇〇してあげるね。
100点かぁ、すごいなぁ、頭いいんだなぁ。
早く走れて、かっこいいね。
親や学校だけではありません。
テレビ、ユーチューブ、いろんなところで
あなたは条件をつけられています。
不足感を作り出し、
それを満たすことで、問題が解決する、
と思い込ませることで、商品が売れてお金が稼げるからです。
いつもお金がないと悩んでいるそこのあなた。
実は期間限定で、ライン登録した人限定で、
稼げる方法を伝授します。
この方法で稼げないなら、稼ぐことを諦めてください。
お腹が痛いんですか。ガンですね。
抗がん剤治療しないと、死んでしまいます。
今すぐ入院してください。
京都大学に行きたい?
今の学力では無理です。
うちの塾に入れば、独自メソッドであなたを教育しますので
あなたでも京都大学に入れます。
探さなくても、
ユーチューブやインスタ、ツイッターを見ていれば
いくらでも向こうから、条件付きの愛が送られてきます。
そして、次から次へと、
お金を払い、自分の問題を解決する方法
自分を満足する方法を探していきます。
それはそれで悪いことではなく
ノウハウや学校自体、売り買いする経済活動自体が
悪というわけではありません。
ただ、「自分は足りていない」「自分は不完全だ」
「自分はこのままではいけない」というメッセージを
いつも知らずに受けていて、それがそのまま
自分への洗脳になってしまっている。
その結果、自己肯定感が低くなっている。
そういったサイクルがありませんか?
あまりにもあたりまえになりすぎていて
疑問を持たなくなってしまっていませんか?
自己肯定感をあげようとしたときに
まずはこのサイクルを見直すことをおすすめします。
常に不足感、劣等感を埋め込まれ続けている、
そのサイクルに気づくということです。
埋め込まれ続けている、とはいっても
埋め込まれることを選んでいるのはあなた自身です。
そのことに気づいたら
それは辞めることができます。
まず気づくことです。
洗脳に気づく15分ワーク
①
紙に自分がしたいと思う、望み、理想、希望、欲望。
全て書き出してください。(5分)
②
書かれたあなたの欲望をみて
それが本当に自分が望んでいることなのか、
誰かに不足感を埋め込まれたことなのか
判断します。
方法は、「それが実現したとき」を想像したとき
体が暖かくなるか、冷たくなるか、
気持ちいいか、息苦しいか
ほぐれていくか、緊張するか
力が入るか、力が入らないか
わくわくするか、しないか
で判断します。前者が自分が望む側です。(5分)
③
自分が本当に望んでいることを見つけたら
それをあなたがあなたに無条件に与えてください。
具体的な文章にして、実現したという前提で
イメージの中でどんな気分がするか
どんな気分になったかを、書いていき、最後に
日付を書いてください。(5分)
なるべく時間を区切り、時間になったら進めてください。
安全な時間と場所を作り、他の用事が入らないように
自分との時間を自分に無条件にプレゼントしてあげてください。
また、自分に価値を感じていないと
自分との時間が非常に苦痛であったり、
自分のありのままの感覚をみても、
こんなものなにになるんだと思いがちです。
その場合
そのままの自分を無条件に愛するワークを
先にやったほうがいいです。
自分を無条件に愛する9分ワーク
①
A3、または大きな紙と折れにくいクレヨンを用意します。
(クレヨンはシュトックマーのブロッククレヨンがおすすめです)
②
そのときの気分の色を選んで
紙の上にぐるぐると円を描きます。
綺麗である必要はありません。ただ、ぐるぐると書き殴るように円を描きます。(2分)
③
今の気分を言葉にして描きます。
辛い、苦しい、悲しい、不安、寂しい。
そんな気持ちがあればそういう気持ちを。
言葉にならない気持ちがあれば、それを出す感じで、〜〜〜みたいな
言葉ではない、なにかわからないものでもいいです。
そのまま描きます。(4分)
⑤
目を瞑って、
自分のありのままの感じをただ感じながら
ゆっくりと深く深呼吸をします。
湧きおこる感情、それが快いものであっても
不快であっても、そのままを感じます。
声にして出してもいいでしょう。(3分)
⑥
息を吐きながら、目をあけます。
いかがでしたか?
感想をコメントいただけると、この役に立っているかどうかの実感、改善点などを受け取ることができます。
お読みいただき、ありがとうございました。
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