自分のためだけに、昼ごはんを作ってみたら。
平日昼間、自分だけのために食事を作ることがほとんどない私。
多くの主婦の方はそうだろうか。
朝は、基本的には長女の残したパンを食べ、
昼は、前日の夜から炊飯器に残っているごはんに鮭フレークとか、ふりかけとか、あるいは、そのときに食べたいお菓子や、家にあるパンなどを適当に食べている。(前日の夕飯のおかずは残らない家)
そして、家族と食べる夕飯だけは、少しはちゃんと作らねば、という感じだ。
私自身の理想は、朝少し、昼はしっかり食べて、夕飯は少なめか抜く、くらいの生活をしたいと思っているのだが、子どもたちのいない間にやるべきこと、またはやりたいことが多くて、昼に台所に立つのに時間を割きたくない。
(そして、一番気が緩んでいる夜に、食べるのを我慢することがどうしてもできない)
今週、家に食べ頃のアボカドが3つあった。
先週末、手巻き寿司をするために4個入りを買ったのだが、そのときはまだ硬くて、皮が剥きづらいこともあり、1個分のみ切り分けた。
それが、火曜日には食べ頃になっていた。いい焦げ茶色だ。
アボカドは食べるのが早くても硬くてイマイチだが、
遅すぎると見た目も味も残念になってしまう。
食べ頃を待って、見誤ったときの残念さと言ったら・・・
今晩、ネギトロアボカド丼にでもしようか、でも長女がネギトロもアボカドも好きじゃないからな。別で作るのもめんどくさいし。
そのとき、魔がさした素晴らしいアイディアが浮かんだ。
アボカドは長男と次男が大好きなので、つい譲ることが多く、
自分は好きなだけ食べられていないといううっぷんが溜まっていた。
今こそそれを晴らすときだと悟った。
冷凍庫には冷凍ハンバーグがある。
卵もたくさんあったので、半熟目玉焼きも作って・・・
ランチにロコモコ丼、作ってみるか?!
ハンバーグをオーブントースターで解凍し、
目玉焼きをフライパンで焼きながら、
アボカドを1個分、スライスする。
ウキウキが止まらない。
アボカド1個分食べちゃうんだな私は今から!!!
たぶんこの時の私は、とてもニヤけていたと思う。
そうしてできたロコモコ丼を目の前に、
写真撮影をしてみる。
神々しい、私だけのためのご馳走よ…
何をかけて食べたらベストだろうか。
結局、このあと、ケチャップとマヨネーズをかけて、
アボカドには少しだけ塩をふりかけて食べてみたのだった。
食べ終わりそうになり、時間よ戻れと悲しくなるほど、自分だけのために作ったロコモコ丼は、とても贅沢で美味しすぎた。
何と言っても、アボカド1個分の背徳感よ。
最高だ・・・!!!
最近元気の出ない人がいたら、アボカド1個独り占めをぜひやってみてほしい。
『チコリンとロコモコ丼食べながら、おしゃべりしよう』というイベントを企画して、
参加者にはこの冷凍セットを奈良から郵送し、
各ご家庭で解凍などご準備いただき、
◯月◯日◯時に、せーので食べながら、
リモートでおいしさを共有し、幸せを噛み締め合う会をやりたくなるほど、美味しかったのです…