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愛する「けなし言葉」と使いどころ。

普通、人に対してあんまり使っちゃいけないだろう失礼な「けなし言葉」たちに、私はなぜだか愛着を感じている。

例に、3つ挙げてみる。

「身のほど知らず」

「身分不相応」

「年甲斐もなく」

こんな感じの言葉たちだ。
それを「自分で自分に」使うのが好きなのだ。


なぜかというと、
自信がなくて、諦めたり、遠慮してしまったりが多かった人生で、それでもやっぱりやってみたいんだ、叶えたいんだ、と思うことが、出てきている今。

そんなとき、こんな言葉たちの力を借りたら、勇気が湧いてくるのだ。

使用例として、

「自分なんかが?いや、身のほどは知らんぷりして、講座を開催してみよう!」

「身分不相応でも、なりたい自分になるために、まずはフェラガモのバッグでも持ってみるか!」

みたいな。
(使用例、特に必要なかったか。フェラガモもよく知らない)

つまり、自信のない自分にハッパをかけるのに有効だ、と思っているのだが、この話に「共感します」という方は、さすがに、1人もいないだろうな。
身の程知らずに美学みたいなものを語ってしまった。

あ、ちょっと応用編で、

「謙虚に、思い上がろう」
とか、
「客観視できる勘違いヤロー」

みたいな逆説的な組み合わせにも、希望を感じてしまうなぁ。

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長橋 知子
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