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ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜、目の機能を正常に保つ働きや、強い抗酸化作用があります。動物性、植物性食品由来のものがあり、体内でビタミンAに変わる成分を含め、ビタミンAとして働く成分の総称になります。
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【機能】
・視覚機能の健康を保つ
・皮膚や粘膜の健康を守る
・活性酸素を除去する
・細胞の成長を助ける
・成長ホルモンを作るときに必要とされる
・免疫力を上げて、病気に罹りづらくする
【不足すると…】
・夜盲症(暗い場所で視力が低下する)
・角膜乾燥症(目が乾く)
・成長が遅れる
・乾燥肌になる
・免疫が低下して病気にかかりやすくなる
・発展途上国では、50万人ほどの子供たちがビタミンA不足のせいで失明していると言われる
【摂取した方がいい人】
・免疫が低下している方
・花粉症対策
・尿酸値が高い方
・小麦製品を多く摂る方(リーキーガット,セリアック病etc)
【どんな食材に入ってる?】
鶏レバー、豚レバー、アンコウ、鰻、卵黄、しそ、モロヘイヤ、人参、カボチャ、さつまいも
【摂取量】
男性:900μgRAE
・牛レバー80g
・うなぎ 100g
・みかん1000g
女性:700μgRAE
・鶏レバー5g
・鶏ハツ100g
・ほうれん草200g
【副作用】
・頭痛
・皮膚が剥がれる
・脱毛
厚生労働省は1日に13500μgRAEを最低健康障害発現量設定しています。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、過剰摂取には気をつけましょう。
【効率の良い食べ方】
植物性由来(カロテン類):油で調理すると吸収しやすくなる
動物性由来(レチノール):そのままで吸収されやすい
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