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歓迎されていない者

親子関係の本など読んでいると『愛されたかった』って言葉がよく出てきます。

怒りを感じている、許せない、悲しい
それは『愛されたかった』からって。


突き詰めればそういうことなのかもしれないけど
まだわからないのか、どうもしっくりこない。


私はどうして欲しかったんだろう?


認めてほしい、褒めて欲しいそれが強い気がする。


男っぽいのかな?うーーーんなんでそう思うんだろう。


その時思ったのが『歓迎されていない』という思い。

実際どうかはわからないけど、
私は家族から『歓迎されていない』と感じていた。

だから認めてもらいたいが強かったのかな。


歓迎されていない、望まれていない、そう感じるから

生きて行く為なのか、生存本能なのか
必要とされる様に必死になっていた。



私の場合、父親母親もそうだったのではないかと思った。

あくまでも推測だけど、

母親は女の子の3番目。本当は男の子を望まれていたかもしれない。
現に4人目は男の子。

父親は母親と兄がいたが養子に出された。

二人とも『自分は歓迎されていない』という思いがあったかもしれない。


何かを感じ取ってしまったのか、なんてことも考えてしまう。

そうではなくても、歓迎されていない者としての生き方は、引き継いでしまったかもしれない。


なんかわかんないけど、なんとなく

私で『歓迎されていない者』の呪縛を解いてやりたいと思う。


あの人たちの呪縛を解いてあげたいではなくて、

そんな呪縛の連鎖は、私で断ち切ってやるって感じ。


歓迎されていないものとして、
必死だったり卑屈になったりして生きてきたけど

歓迎されているものとして
ありがとーと喜んで楽しんで生きたい。


因みにみんなに愛されると思って生きている娘は
自分に興味を示さない人がいると怒る(笑)

あちらがどうかしてると、悲しみ怒る。

全員に気に入られないのは当たり前だけど
そのくらいの気持ちは見習いたい所もある。



私はそこまでしたい訳じゃないけど

歓迎してくれる人の中で、気楽に生きたいんだ。



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