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「自分でやる」子供の自立を育むために親ができること

こんにちは。

方眼ノートfor KIDSインストラクターの森朋子です。


お子さんを見ていて、「あ~、もうそんなじゃ後で困るよ!」と

つい先回りして口を出してしまうことってありますよね。

「この子のためだから!」と思って、アドバイスや注意をついしてしまうこと、私もあります。


一方で、そうすることで私が期待するような効果が得られたことって、

実はあまりないんですよね。

・その時は、仕方なく言われたことをするけど、一時的に過ぎず、また同じことを繰り返す

・口出された子供が機嫌を損ね、言い合いになる

みたいな感じです。。。


そんな私が先日、アドラー心理学を学ぶ中で出会ったのが

子供を「見守る勇気」

あれこれ口出すことで、子供が自分で考えたり行動するのを妨げてしまう。だから、親は子供を見守る勇気が必要、という内容なんですが、これが私にはほんと簡単でなく…


特に、物事の取り組み方が全く私と違う息子を見守るのは、まるで自分との闘いのよう・・・

先日、コーチングセッションを受ける機会があったので、息子との関わりについてコーチに話してみました。


そして、コーチに話を聴いてもらううちに

・彼と私は違う人間だから、やり方も違う。それは受け入れよう

・口を出してしまうことで結果、息子のやる気を下げることの方が多い

・口出しを重ねることで、息子と私の信頼関係においても良くない影響がありそうだ

ということを自分で改めて認識しました。

「そっか。私にはまさしく見守る勇気が必要なんだ」と感じたのです。


すると、セッションを受けた当日に、まさに「見守る勇気」を試されるシーンが。

小6になり学習量も増えてきたので、息子は毎週、学習の予定表を作ってます。その日は、学校の宿題以外にもかなりボリュームの学習予定がありました。

にも関わらず、調べものをするために開いたタブレットを見続けて、全く学習が進む様子がありません。

15分、30分、45分・・・それでも鉛筆を動かす手は全く動かず。ひたすらタブレットを見続ける彼を見て

「このままじゃ、今日の勉強いつ終わるの?!ゲームする時間がないってまた文句言うの目に見えてるわ!」

「もしかして勉強と関係ないページ見てたりしないよね?!」そんな言葉たちがもう今にも口から飛び出しそうな私。

でも、そのたびにコーチに話したことやセッションの気づきを思い出し、なんとか口出しするのをおさえました。


すると、私が予想していた展開とは違うことが起こりました。結局は、私が思う3倍くらいの時間をかけたものの、文句も言わず自分でその日やるべき勉強をいい状態で終えたのです。

「いい状態」というのは、泣いたり怒ったり、機嫌を悪くしたり、途中で投げ出したりすることなく、淡々とやるべきことに向き合ったということです。


それを見届け、私が感じたことは「あの時、口出ししなくてよかった。」

私が心配していた良くない未来は結局起こなかったわけです。

こういう「しなくてもいい心配」を私は勝手にたくさんしてるんだろうなぁと。

もし、口を出していたら

・息子は逆にやる気をなくして、途中でやめてたかも・・・

・「ちゃんとやることやってるから口出さんで!」とケンカになり、お互いいや~な気持ちになったかも・・・


子供を見守る勇気を親が持つことが

「子供が自分でやりきる力をつける」ために大事だと今回のことで実感しました。


子供を想うあまりに「見守る」って、時に簡単じゃない。

一方でその大切さを今回で実感したので、「見守る勇気」を持つことを重ねてみようと感じました。チャレンジングですが、やってみます!

今、簡単でないことはやり続けるだけ。やり続ければ少しずつでも変化があるはずです。このあたりもまたお伝えしますね!

最後まで読んでくださってありがとうございました。






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